2017年12月31日日曜日
阻止
どんな夢かははっきり覚えていないのだけれども、男の子に腕を掴まれて、その後で何か悪いことが起こる夢。
男の子に嫌なことされるとかではなくて、何かが起こる。それを私は恐れている。
腕をつかんだ男の子に、会わないように気を付けている。私はその男の子に少なからず好意を抱いていたので、本当は会いたい。でも、腕を捕まれたら悪いことが起こるので会うのを避けるしかない。
そんな葛藤も虚しく、私は男の子に会ってしまう。
大丈夫。腕を掴まれなければ。
私は頭の中で、夢で腕を掴まれたときの状況を思い返す。
夢の中で私はぴょんぴょん跳ねながら階段をおりていて、一蹴りごとに、跳躍が大きくなっていく。
もう、屋根を飛び越えられそうなくらいに高度が増して、自分でも怖くなってきているところで、男の子が私の腕をつかんで跳躍を止めるのだ。私は振り替えって、それで...
その先がどうしても思い出せない。
はっと気づくと、私の右手首と肘の間辺りを誰か撫でている。
驚いて振り向くと、例の男の子だった。
わたしが絶句していると、前の席に座っていた、男の子のお兄さん(私と同じくらいの年頃)が、ニコニコしながら、
「形が丁度いいんだって」
と言った。
形ってなんの?
でも、撫でられてるだけで、掴まれてないからまだセーフだよね?
男の子も、お兄さんも、私の焦りには気づかずニコニコしている。
2017年12月16日土曜日
北の奇遇とアセロラ色の曲
寒いから冬だ。
駅ナカの美術館。
Kondo Koheiさんの絵が展示されている。
音楽がかかっていて、よく聞いたら1983の演奏だった。関さんのボーカル。聞いたことない曲だ。アセロラみたいに赤い曲。新曲だろうか。それとも誰かのカバー?
と思いきや、たまにKondoさんの声が入る。Kondoさん、歌うとこんな感じなのか...。
そう思ってしみじみしていると1983の谷口さんが目の前にいるのが見えた。
私は興奮して谷口さんに声をかけた。
「谷口さん!」
谷口さんは私の姿を見て明らかに引いていた。
完全にプライベートで札幌に来ているらしく、彼女か友達か家族か、とにかくとても親しい間柄そうな人と一緒だ。
「え、なんでここに...??」
ヤバい。
ストーカーと思われたっぽい。
そりゃそうだ。
こんな北の地でばったり会うなんて不自然過ぎる。
「あの... たまたまなんです。ホントに偶然...」
言葉を足せば足すほど、言い訳がましくなる。
話題を変えなければ。
「あの、この曲、1983ですね、新曲ですか?」
谷口さんが、少し強ばったまま答える。
「いや、これ関くんが歌ってるけど1983じゃないんだよ。鍵盤ぼくじゃないし。」
おお、なんだそれは。そんな企画があるのか。
*****
というところで目が覚めた。
北の方、と言っても北海道よりは寒くない場所に旅するというので、今時期どんな服装で行けばよいのだろう... って考えてたのが夢に出た。
あ、あと、今日宵でKondoさんがライブペイントやるってのが潜在意識のどこかにあったんでしょうね。
谷口さんは、以前街でプライベート中の姿を見かけたことがあったので、その記憶が出たんでしょう。
アセロラ色の曲がどんな音符だったかは思い出せない。
2017年10月24日火曜日
日が沈む
船の上。
夕景の空はまだ明るいが、時計を見ると午前2時を半時は越している。
「ここでみんな降りちゃうんだから、あんたも愛想振りまいてきなさい」
美川憲一が手をヒラヒラさせてそう言う。
「何がいいご縁に繋がるかわかんないんだから」
...という部分は口に出さなかった。
(あんたのそういうところがダメなのよ)
って顔。
青の濃さが増し始めている。
黄色く光る水平線を凝視する。
私は、この美しい景色を、留めておくことも、写真に残すこともできない。
2017年10月13日金曜日
モラルの崩壊
映画館とライブハウスが併設されているらしい場所に、映画をみに来た。
カウンターでチケットをもぎったあと、入り口が映画館とライブハウスに別れている。
一本目の映画を見終わって、私はトイレに行った。
とても狭い和式のトイレ。
造りが幼稚園児用かと思うほどこじんまりしている。
古い建物なのだなと思った。
昔の日本人の体は、この大きさで十分だったのだろうか。
トイレを出て映画館に戻ろうとするが、入り口がわからない。
なんだかやたらと廊下がいりくんでいる。
やっと見つけた。
掃除用具入れの扉を開けると、なかにもう一枚扉があって、その奥の廊下を進むと映画館だ。なんだこの忍者屋敷みたいな構造は。
2本目の映画が始まるまでにはまだ時間がありそうだったので、ライブハウスの方をみてみることにした。
スタスタと部屋に入ってみると誰もいなくて、楽器がどっさりおいてあった。ここは楽屋かもしれない。
あわてて外に出た。
その部屋には鍵がかかっていなかったし、入ろうとする私を咎める者は誰もいなかった。
けれども、だからと言って、知らない部屋に許可なく入ってみるということを、平気でやってしまった自分の行動が怖くなった。
悪気はなかったけれど、私のモラルはすっかり崩れてしまっているのではないかという気がした。
越えてはいけない一線を私はいつの間にか見落としているのではないか。
******
うろたえて目覚めたあと、子供の時にデパートの、入ってはいけない屋上部分に入ってしまって警報がなり、警備員にすっとんでこられた時のことを思い出した。ちょっと開けづらい扉だったけど、開けてはいけない扉だとは思わなかった。そうゆう扉が、世の中にはけっこうあるよね。
2017年9月24日日曜日
死とエロスと人工
ベランダに出てふと横を見ると、おとなりさん、ベランダ1面がお墓になっていたのでとても驚いた。
おとなりさんに何かあったのだろうか。
正直、隣に誰が住んでいるのかも知らなかったけれど、心配する気持ちになった。
お隣のお隣さんも、ベランダからお墓をのぞいていて目があった。
若い、顔立ちの整った男の人だった。
それから私たちは少し話をして、同じフロアの住民たちで集まることになった。
お墓の部屋の人のことを、警察に事情聴取されるかも知れないのでその前にみんなで話し合おうとかそんなことだったと思う。
それで、私は同じフロアに住む人々と話をした。
茶色がかった縮れ髪をお下げにした、エプロンをかけた奥さん風の人などがいた。私はこの人たちとひとつ屋根のしたで暮らしているのだな、と、感慨深い気持ちになった。
話し合いが終わったあと、そのエプロンの奥さんと、若い男の人と、私の三人だけ部屋に残っていた。
男の人が、私の手の、親指の爪を鉛筆で塗りつぶし始めた。
ずいぶん濃そう。たぶん3Bとかだ。
男の人は、爪を塗りつぶし終わったら、今度はそれを舐め始めた。
私は驚いて彼の表情をうかがおうとしたが、爪を見る彼は無心そうだった。
鉛の味が好きなのだろうか。
鉛筆が舌について、彼の舌が黒くなった。
男の人はそのまま舐め続けて、そのうち指全体を舐め始めた。
私はなんだかエッチな気持ちになってきて、彼の服を脱がせようと、シャツのボタンを外した。
ボタンを2、3外すと、彼の胸があらわになったが、それが、アルミニウムのような、銀色の金属でできているのだった。
私は、この男の人は人工的ななにかなのだと悟った。ロボットなのか。
******
目が覚めて、AIのロボットがエロスを持ち得るかについて考えた。
生殖機能があれば、エロスを持ち得るのかもしれない。
けれども、生殖機能をもち、自律的に繁殖できるようになった場合、それはロボットの定義に入るのだろうか
2017年9月17日日曜日
がさつを装う黒馬の彼
前にもらった絵の書き方の本がとても面白かったので、今回もやってみた。
教材の台紙に指示通りに絵の具をのせていく。出来上がった絵は、不思議なことに、見る角度を変えると別な絵が浮き上がってくるのだった。
友達に見せてといわれて見せた。
みんな面白がっていた。どういう仕組みなのかと尋ねられたが、私にもよくわからなかった。
休み時間が終わってつぎの授業が始まった。
先生が、今日はゲストがいますといって、誰かつれてきた。
それは大きな黒い馬のように見えた。
しかし流暢に人の言葉で自己紹介を始めた。
驚いて顔をよく見ると顔は人の顔をしていた。黒い艶々の毛並みに見えたのも、よく見ると、ドーランで黒く塗り込めているように思えてきた。
彼の話し方はズケズケしていて、小さなことは気にしない、ちょっとがさつな性格を思わせるものがあったが、なんとなく、神経質であったり、傷つきやすい部分を隠そうとして、あえてそういう話し方をしているようにも感じられた。
回りから奇異の目で見られるのが日常化しているなかで、そうゆう振る舞い方を、強さを身に付けたのかも知れない。
「よろしくどーぞ」
と彼が前足を差し出して来たので握手をした。前足も、人の手のひらの形をしていて柔らかかった。
触ったら黒いドーランが手につくかな、と思ったが、なにもつかなかった。
やはりドーランを塗ったのではなく、艶のある黒毛なのであった。
教室の外から誰かが呼ぶ声がして、先生が外の人物と話した。
父兄のなかに、彼の存在を理解できていない者がいるので説明しにいく必要があるらしく、先生と、馬の彼は教室を出ていった。
先生たちを待つ間、絵を描いていた。
2017年8月28日月曜日
月のトランスフォーム
学生たちの喧騒を抜けて、図書館の片隅で、泡をモッコモコにたてながら、体を洗っていた。
円形の壁は一面のガラス張りで、外から丸見えだったろうけれども、誰もいないし何も思わなかった。
芝生の間を走る参道を、関さんが戻ってくるのが見えた。
「戻ってくる」と思ったからには、以前に関さんがここにいたことがあって、それから出ていったいきさつがあるはずだが、以前のことは何も思い出ない。
関さんは、窓辺の私には気づかないまま参道を渡りきり、奥の入り口から館内に入ってきた。
それからぐるっと回って私のいるところまでやって来て、やっと人がいることに気づいたようだった。
関さんが現れたとき、私は泡でモコモコながら、一応裸だったので、かがんで体を隠した。
恥ずかしかった、というよりは、ここで恥ずかしがらないような、恥知らずな人間だとは関さんにはバレたくないがために、体を隠した。
関さんは一瞬ポカンとしていたが、状況が飲み込めたのか、「あ、ごめんなさい」と言って本棚の向こうに隠れた。
私は関さんに図書館になにしに来たのかたずねた。
すると関さんは、小さな銀色の球体に鎖のついたものを差し出した。
鎖の部分に手をかけ、球体をぶら下げるように持っている。
球体はくるくると回っていたが、カチッと音をたてるかたてないかして、真ん中で稲妻型のひびが入り、それこから2つに割れた。
割れたなかには小さな球体が浮遊して回転していて、外側の球体はいくつもの直線や曲線で幾何学的に繋がっており、ゼンマイ時計の内側を覗いているような興奮 がそこにはあった。
それから関さんが空を指差すのでそちらを見た 。
そこには2Dの夜空が広がっていて、2Dの面に3Dに見えるように描いたかのような銀色の月がのぼっていた。
と、その月が、さっきの球体と全く同じ ように割れて中身が見えた。
内部の球体と幾何学的な構造が瞬く間に動いてトランスフォームしたあと、割れた月はカチッと音がするかしないかして、割れ目を閉じた。
幾何学的トランスフォームのあまりの神秘に絶句していると、関さんが、
「中野さんもあのバスに乗ればよかったのに」と言った。
私はあのバスに乗るはずだったこと、遅刻してしまったので乗るのを諦めたこと、あのバスの行き先が月だったことを思い出した。
「少し遅れて出発したから、たぶん中野さんも間に合ったのに..」
関さんにそういわれるととても悔しい気持ちになった。
関さんは鎖付きの球体を私に手渡し
「あげる」と言った。私は喉から手が出るほどそれがほしくなったが、もらっていいような代物ではないとわかっていたので口では断ったが、てはしまえなくて受け取ってしまった。
**********
昨日の夜、関さんのあだ名を考えながら寝たら夢に出た。
裸だの月だのは、昨日見た恥御殿のお色気むんむんなダンサーの、夢よりきらびやかな踊りに心奪われたのが夢に出たのでしょうか。
2017年7月20日木曜日
蝋で測る
なんやかんやあって、黒い沼に逃げ込んだ。水が真っ黒でそこが見えないが、人工沼のようだ。
潜ってみると、空気口みたいなものがあって、地下の洞窟に繋がっていた。
そこから先は、何故か水がない。
もしくは水の中でも息ができる設定。
最初に広間みたいなところがあって、脇の方に、さらに下へと続く狭い天然の階段がある。
降りていくとき、蝋のようなもので、一段一段に目印をたてていった。
その蝋のようなものの先端を、後で繋げて傾斜とか距離を測るためだ。
底まで降りると少し広間のようになっていて、また脇に階段がある。
私は静かな恐怖に耐えられなくて、それ以上は降りず地上に戻った。
2017年6月26日月曜日
夢と現実のタイムラインが被らない
朝目覚めると友達宅だった。
昨日飲んでそのまま泊まってしまったのだ。
今から家に戻って仕度することを考え、一時限目はサボることにした。
木戸(友人宅は長屋のようだ)をくぐると、坂道を自転車が鈴をならしながら横切っていった。
木々の向こうに青空が少しだけ見えた。青空の底には白い葱坊主。
誰かが、あそこでこの前エネゴルのライブを見たと話していて、私もその時のことを思い出した。
私もそのライブ行ったわ、どこかの学校が主催してるフェスだっけ。
※※※
一旦家にかえる前に部室に寄った。
部室は何かのイベント会場になっていて、再入場可能だというので、2000円払って中に入った。映画を上映している。輪郭のずいぶんぼんやりした映画だった。
ドリンクを飲みながら映像を眺めた。
一時限目をサボることにしたけど、自分の仕事に、一時限目なんて存在しないことを、うすうす気づき始めたところで目が覚めた。
※※※
夢の中に出てきた、過去のエネゴルライブの記憶なんだけど、少し前に、エネゴルライブに行く夢をみていて、その時のことを別の夢の中で思い出した形だった。
現実でもエネゴルライブはいっぱい行っているのに、端的に、夢に出てきたライブのことを、別の夢の中で回顧していた。
夢の中の自分と、現実の自分が、別々の時間軸で存在しているこの感じ。
2017年6月15日木曜日
姉と同居している男
彼はなぜだか宅建の勉強をしていて、テキスト読んで考えればわかるようなことをいちいち質問してくる。
どうしてその勉強をしているのか聞いても答えは要領を得ない。
トイレに行きたくなったので、シャワー貸してと頼むと、彼はシャワー室の方をみてニヤニヤごまかそうとする。
シャワー室の方を見ると、男女のイチャイチャする声がぼんやり聞こえてきた。
彼がお姉さんと一緒に住んでいるのは知っていたので事情は察した。
仕方がないので1度家に帰ってシャワーを浴びてからまた戻った。
彼の家はとても清潔で片付いていた。
何もしなくても普通に暮らしていればそうなる、と、彼は言っていたが、多分お姉さんが几帳面なのだ。
白い壁、白い天井、白い窓辺。
あまりに何もかも真っ白過ぎて、モノクロの中にいるみたい。
居間の丸い椅子に座っていると、お姉さんがホウキ片手にやって来て、部屋の隅々から埃をかき出していた。
ヨシダの話になった。
ツルちゃんが初めてヨシダの歌を聞いたときの衝撃について語っていた。
私はみんなよりヨシダのことを知るのが遅かったので、ツルちゃんの話の仲間に入れない気がして適当な相槌をうって流した。
何かの相槌で、「まあ、私たちみんな同い年だからね」と言ったら、テルちゃんが微妙に笑顔をひきつらせた。
あれ、テルちゃんて同級生だけど、歳は1個上なんだっけ?
彼は遊び場の話をしていた。
西麻布に歌えるだか踊れるだかできる場所があるという話で、私は職場の近くだなと思って親近感が沸いた。
ブーカがあった辺りだろうか。
懐かしいな。
2017年5月31日水曜日
選曲
手前に立っていた二人が撃たれた。
ドアのところに外国人らしき男達が拳銃を持ってたっている。
私は自分も撃たれたふりしてその場に倒れた。
拳銃を持った一人が私のところにやってきて「ただのガキだ」と言った。
私は自分では大人のつもりだったから、できるだけアホっぽい顔をして、死んだガキのふりを続けたが、生きていることがすぐにバレた。
拳銃の一味は、私の父親を殺しに来たようだった。
一味の一人が、「お前の親父が殺される時にかける曲を選んでおけ」と私に命令した。
私はCD棚を見て必死に考えた。
なんとかうまくして、父親の命を助けることができたとしても、拳銃を突きつけられた時にかかってた曲なんて二度と聴きたくなくなるだろうから、父の、本当に好きな曲は選ばない方がいい。
しかし万が一、父が本当に殺されてしまうなら、死に際にはやはり極上の音楽を聴かせてあげたい。
となるとクラシックはダメだし、ロックとかポップスはもってのほか。
ジャズもビバップとかフリーの方面はとても安らかにとはいかないから、バラッドか....いや、アルゼンチンの音楽はどうか、いやいや、あれは私の好みに偏り過ぎている...
と考えているうちに目が覚めた。
多分、この前同僚と話した「自分の死に際にかかっていて欲しい曲は何か?」というテーマや、TUCKERさんのパフォーマンスを見て、自分が死んだら葬式でこれをやってほしいと一瞬思ったりしたせい。
あとは、日曜、一日中Rojiにいたせいで、何度もceroのことを思い返したせいかも。
地獄の会社に勤めていた時、すがるように毎朝聞いていたMy Lost City。好きだったのに、今聞くと、地獄を思い出してしまうから聴けない。
2017年2月17日金曜日
ロココで桜
友達の家の前に、ロココ調のコスプレで集合した。
たまたま友達の家の隣の家の人たちが結婚式らしくって、マリーアントワネット風の式を挙げるとかで、凄い馬車で出かけていったので、全然関係ないのにお仲間感が出ていた。
庭に一本、桜が植わっていて、この時期なのに満開だった。狂い咲きとは乙なもんだね、等と友達と話した。
2017年2月7日火曜日
近間の廃街
一番下の弟がやって来て、近所を散歩したら、寂れたまま捨て置かれたような町並みに行き当たった。家からちょっと裏に入った、すぐ近くにこんなところあったのか。
その当時はアートと呼ばれていたらしき、自由な落書きみたいな線画が書かれた変な形の建物が散見される。
夕張の、幸せの黄色いハンカチのロケ地の長屋丸々そのままになってるみたいな感じを思い出した。
ここはもっと都会だけど。
変な家を写真に撮っていたら中から人が出てきた。
壁に書かれた絵の作者らしく、建物全体のコンセプトとかを説明し始めた。
私は、建物のデザインそのものではなくて、その捨て置かれた悲哀みたいなものに惹かれていただけなので、彼の話を聞きながら、なにか罪悪感みたいなものを感じて気まずかった。
廃墟っぽいスガイがあった。
明日そこに映画を観に行くことにした。
弟はスガイの前で友達が出来て、Xゲーム系の遊びをストリートで始めた。
明日も私の仕事がおわるまで、そこで遊んでいるそうだ。
2017年1月20日金曜日
脈絡の無い出来事が連なる日常
松村さんがフルートをくれたので吹く練習をした。まずは吹き口だけで、音を出す練習。口のところに透明なシールがしてあって、それをはがして吹くようになっていた。何回か試すとすぐに音が出るようになって、吹き口だけでオクターブ出せるようになった。
フセくんが、回りのおばさんたちにキャーキャー言われていた。「声かけなくていいの?」とか言われている。初恋の女性に偶然出くわしたっぽい。「どこで何があるかわからないじゃない!」とかせっつかれている。
その女性はプーさんのキャラクターグッズとかを持っていて、子持ちっぽい。
フセくんも既に奥さんがいて二児のパパ。それでもやっぱりそんなはにかむのねってくらいはにかんでいた。
電車が来たので上司と乗り込んだ。
目の前にアジア人ぽい女の人が座り込んで赤ちゃんを抱えていた。
赤ちゃんの様子がおかしい。
息をしていない?
母親は声が出せないらしく、一生懸命目で訴えてくる。
とにかく次の駅で降りて、公衆電話で救急車を呼んだ。
場所を伝えようとしたら、(公衆電話だからか)消防隊の方から場所を特定してきた。
「D社??」
隊員に言われて気づいたけど、駅名が会社の名前になっていた。
あの会社、駅名になるほど大きな会社だったのか。
消防隊がきて、赤ちゃんと女の人が連れていかれると、警察らしき男の人に事情をきかれた。
話し終わったら、会議が始まるらしく、後ろの席で待つよう言われた。
警察の人が紙切れを渡してきて、「この後ランチでも」とかかれていた。
2017年1月19日木曜日
金童碧女の子
どこかの飲食店でみんなでテーブルを囲んでいた。
新間さんも奥さんと来ているみたいだった。
新間さんの奥さんはサオちゃんだった。
サオちゃんは、私の義務教育時代、クラスのマドンナだった子で、相変わらず、というか大人になって益々いい女になっていた。
サオちゃんのお腹には新間さんの赤ちゃんがいて、テーブルを囲んでるみんなは、その事でサオちゃんを今まで以上に大事に思っていた。
経緯がよく分からないけど、テーブルの雰囲気が悪くなってしまった。たぶん、新間さんとサオちゃんのプライベートな空気が、その場に漏れでてしまったせい。持ち直せないまま時間が来てしまって、会がお開きになった。
私はサオちゃんのあとを追いかけた。
何故か新間さんはいなかった。
サオちゃんはつわりのせいなのか、とても具合が悪そうで、さっき場の空気が悪くなってしまったせいで落ち込んでいるみたいだった。
私は彼女のことが心配で心配で、でも声をかけたり、頭を撫でたりしかできることがなかった。
私は、あのテーブルにいた全員で
全力でサオちゃんを守らなきゃいけないと思った。サオちゃんのお腹の子が無事に生まれて、健やかに育っていけるよう、できることはなんでもしようと思った。
*****
今日の夢は、ダイナマイトとクールガイのイメージとゴールドボーイ、エメラルドガールのイメージがごっちゃになって出てきた感じだった。
サオちゃんは私の中では、「界隈で評判の美人」の代名詞だし、あの儚げな感じと芯の強さみたいな感じ。
赤ちゃんは新曲の暗示かも。
今ある曲が好きだから、新曲なんてあんまりできてほしくないって思うけど。
既にはらんでいるのなら、無事に生まれてきてくれることをこんなに熱望するのだ。
2017年1月17日火曜日
誰かが一緒にいることで自分の場違いを正当化していた
起きたら知らない部屋にいた。
部屋いっぱいに敷かれた布団に知らない人たちが眠っている。
あ、そうだ。松村さんの香港ライブについてきたのだった。
隣の部屋でお母さんとツナが起きるのが見えた。
寝起きの悪いツナは布団の上に起き上がって、ぼんやりしている。さかり上がった寝癖。
お母さんはちゃっちゃと布団をたたみながら、「みんな来ちゃう前に支度しちゃいなさい」とこちらに檄をとばす。
私は、みんなまだ寝てるんだから、と、目と指でお母さんを咎め、しかし素直に風呂場に向かった。
みんな来ちゃうというのは、私たちが音楽フェスの会場に泊まっているから。
お客さんやミュージシャンがこれから集まってくる。
松村さんも、会社内のどこかに泊まっているはずだけど、姿は見かけなかった。
風呂場の戸は立て付けが悪く、全部は閉まらない。
誰か来たら見えちゃうな、と思ったけど、そんなことどうでもよかった。フェスの、いつもは重要なはずの事柄が、どうでもよくなっちゃう感じが好きだ。
支度を終えて外に出た。
春のスキー場のようなところ。
いつの間にか一緒にいた女の子が、あっちでライブペインティングやってるから行こう!というのでついていった。
まだ何も描かれていない緑色の看板と色とりどりのペンキ缶が置いてある。
連れの女の子はペンキ缶に指を浸して、緑の板に色を移した。
来場者参加型のアートらしい。
少し離れたところでは誰か男の人が歌い始めていた。ギターの弾き語り。
弦の音も彼の声も山にじんわり響いていて、人々が少しずつ集まって来ていた。
松村さんはたぶんトリとかなので、まだまだ出てこなそうだな。
別の方に目をやると、少し離れた山肌におしゃれなコテージがいくつも並んでいた。香港にこんなところあったのか。
きっとリッチな人たちが泊まっているんだ。
でも、ちゃんと近くで見なかったからわからないけど、もしかしたら、自分たちが泊まっていた建物も、おしゃれなコテージだったのかも知れない。
弾き語りの方に目を戻すと、数人の男の子たちがこちらを見ていて、なんだか居心地悪くなったので、屋内の会場に移動した。
中ではちょうど女の人の弾き語りが始まるところだったので、慌てて前の方に行って座った。
辺りを見ると小学校に上がる前の子供しかいなかった。大人たちは、遠巻きに立ったり、壁の椅子に腰かけたりしている。
そういえばこのフェスは子供キャンプとか言う名前だったかもしれない。
なんだかそわそわしたけど、近くで彼女のうたを聴きたかったのでそこに座り続けた。
目の前に座っているのが、まだ3歳くらいの弟であることに気づいて抱き寄せた。
子供は体温が高い。
ふと横を見ると、弟と同じくらいの年頃のダウン症の女の子が座っていた。
私が彼女の背中に手を回すと彼女はイヤーとこえを上げた。
「じゃあこれは?」
私がそう言って彼女の手を握ると、彼女は嬉しそうに握り返してきた。
彼女の足には指がいっぱいあった。
指がいっぱいある... と思いながら足にさわったら、彼女がまた派手に嫌がった。
すぐに離して、「じゃあこれは?」と言って、さっきと反対のてを握ると、彼女はとても嬉しそうにぎゅっと握り返して、私の体にしがみついてきた。
彼女の肌はとても熱かった。
*********
ここで目が覚めた。
起きてからかんがえたのだけど、まわりが子供ばかりで、自分が場違いだと感じたとき、私は年の離れた弟のイレギュラーさを理由にその場にいてもよい安心を得ていたのかも知れない。
そして、私は現実でも、しばしばそうゆうことをしてきたのかもしれない。
しかし、少しでいいから、夢で松村さんのフルート聴きたかったな。
2017年1月12日木曜日
地理的な事情
地図を見ながら話していた。
私たちが住んでいるのはこの、象の鼻先のところで、ほら、ここは象の脚。ここが蹄のところで。
それから、地平線の遠くを指さして、あそこに見えてるのは蹄の部分、などと話した。
地平線の向こうには、貝柱のような白い出っぱりが見えていた。
*****
コンサートの途中で、団体客が帰っていった。彼らはステージに向かって、これから奈良まで帰らなきゃいけないから、またね、と手を振りながら出ていった。
奈良なら仕方なかった。
*****
ライブの帰り、明日は夜中だって、みんな来る?と話していた。
マユミは来れないらしかった。
夜中のライブなので、これる人はそれだけで限られてしまう。
ライブハウスから家まで遠いならなおさら。
2017年1月11日水曜日
火をつけたかった
誰かと、キャンプファイアのようなものを作っていた。一人、一つずつ。
二体の木組み。
体育館のようなところで。
竹を潰して束ねたようなものを、丸い金属の輪に差し込んで固定していく。
不安定なところには、網をはったり、縄でくくったり、補強を重ねる。
更に土をこねて塗り固めたりしているうちに、竹の束は、角度によっては、樹齢の古い大木のようにみえる。
それでいて、網が張られたり、内側に隙間があって、空気の通り道がよくできている。
ものすごくよく燃えそうだ。
彼のも私のも。
あの高い天井さえも燃やしてしまえそうだ。
さあ火をつけよう!
というところで目が覚めた
2017年1月2日月曜日
初夢の断片2017
少し低いテーブルに写真を並べて、なにかの冊子を編集している。
前後に文脈があったはずだけれども、覚えてない。
写真をつまむ手元と、作業のテンポだけが記憶に残っている。
私はその作業を心から愛しているわけでも、楽しんでいるわけでもない。
けれども作業のテンポは良く、のまれない程度の勢いに乗っていて。
好きでやってる作業というわけではないけれど、さあ、次は、さあ、次はって、手は動き、気持ちは進む。
仕事だろうか
遊びだろうか
暮らしだろうか
惰性だろうか