2017年12月31日日曜日

阻止

その日みた夢が、正夢にならないように、必死になっている。
どんな夢かははっきり覚えていないのだけれども、男の子に腕を掴まれて、その後で何か悪いことが起こる夢。
男の子に嫌なことされるとかではなくて、何かが起こる。それを私は恐れている。

腕をつかんだ男の子に、会わないように気を付けている。私はその男の子に少なからず好意を抱いていたので、本当は会いたい。でも、腕を捕まれたら悪いことが起こるので会うのを避けるしかない。

そんな葛藤も虚しく、私は男の子に会ってしまう。
大丈夫。腕を掴まれなければ。
私は頭の中で、夢で腕を掴まれたときの状況を思い返す。

夢の中で私はぴょんぴょん跳ねながら階段をおりていて、一蹴りごとに、跳躍が大きくなっていく。
もう、屋根を飛び越えられそうなくらいに高度が増して、自分でも怖くなってきているところで、男の子が私の腕をつかんで跳躍を止めるのだ。私は振り替えって、それで...

その先がどうしても思い出せない。

はっと気づくと、私の右手首と肘の間辺りを誰か撫でている。
驚いて振り向くと、例の男の子だった。

わたしが絶句していると、前の席に座っていた、男の子のお兄さん(私と同じくらいの年頃)が、ニコニコしながら、

「形が丁度いいんだって」

と言った。
形ってなんの?

でも、撫でられてるだけで、掴まれてないからまだセーフだよね?
男の子も、お兄さんも、私の焦りには気づかずニコニコしている。

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