2012年9月30日日曜日

卓球スプーン

卓球の大会に出場している。
参加希望者は、一列に並ばなければならない。
並ぶ順は、超ビップ、手数料を払って予約した人、してない人の順。
並んだ順に、5人チームを組まされ、団体戦が行われる。
炎天下の中、列はどこまでも続く。

私は予約を取り付けていたので、比較的すぐに試合に出させてもらえた。

支給された卓球のラケットが恐ろしく小さかった。コーヒー豆の計量スプーンみたいだ。
それに、テーブルにはアルミホイルが敷いてあって、各人がそれをできるだけ滑らかにする。そして試合直前にアルミホイル部分を敵と交換するのだ。

私は
「こんなんじゃできない、ちょっと友達にラケット借りてくる」
と言って小走りで退出した。
そんな、ラケットにこだわる私を、他の参加者たちが「こいつ何者?」という目で見ているのが分かった。

まだ列に並んでいたユキちゃんにラケットを借りようとしたら、ユキちゃんのラケットも計量スプーンだった。

なんでも、数年前にルールが大幅に改訂され、ラケットも変わったらしい。

仕方なく新ラケットを借りて試合に挑んだが、全然ダメだった。

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