キムさんが折角だからと言うので、みんなで初詣に参った。
みんなと別れて暫く歩く。
すぐにどこかの駅に着いた。
赤い電車。
乗り換えの改札が複雑な構内。
帯広のどこかにあるその駅舎は、廃校になった小学校跡をそのまま利用したものらしい。
線路の両側に授業用水田の跡が果てしなく続いているのが、在りし日の小学校の隆盛を思わせる。
水田と言っても今は白いスチロールっぽい材質の床に水が張られていて、早苗がまばらに植わっている。
土が無いということは脱脂綿かなにかがうっすら敷かれているのかもしれない。
スチロールには面いっぱいに、子供が描いたとおぼしきクレヨン画が広がる。
廃校直前の在校生による作品なのかもしれない。
よく見れば、まばらな苗は、どこまでも続くクレヨン画をさりげなく飾るように植えられているのがわかる。
見上げれば、水田の上は体育館のような天井でおおわれている。多分開閉できるようになっていて、冬でもハウスとして利用していたのだろう。白い水田も初めてみたけど、天井がついている水田も初めてみる。
贅沢な小学校だったんだな。
しばし、開校当時の賑わいに思いを馳せる。
白い水田の中を、寂れた赤いワンマン電車がとぼとぼと進んでいく。
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