自転車を押して歩いていた。
隣を歩く母の顔を見るとエレーナさんだった。エレーナ母さんとは校門で別れた。
卒業がかかったテストのために講堂に入った。
元カレと目が合う。彼とは今は普通に友達だけど、彼の隣に今カノが座っているのが見えたし、すぐ隣に座るのはなんだかよくない気がして、斜め前の少し離れた席に座った。
私の隣にはタニくんが座っていた。
あれ、タニくんとしゃべるのめちゃくちゃ久しぶりな気がする。というか初めて話したのかも?
テストは、破天荒な男の妻が主人公の小説から出題されていた。
テストが終わって、タニくんとご飯を食べに出かけた。
オオニシさんとミイちゃんも一緒だ。
住宅街の古民家カフェ。
渋い木造の内装がおしゃれだと言って、バシャバシャ写真を撮った。
カフェの屋上に景色を見に行ったら、隣の建物から、顔を白塗りにした黒い制服の団体に怒号を浴びせられた。凄い圧力。
カフェの屋上に景色を見に行ったら、隣の建物から、顔を白塗りにした黒い制服の団体に怒号を浴びせられた。凄い圧力。
慌ててその場を離れたら、ミイちゃんとはぐれてしまった。
自転車をオオニシさんに預けて、ミイちゃんを探しに走り出した。
閑静な住宅街を走っていると、白い柵と花に囲まれたバルコニーがあり、男が二人、向かい合って座っていた。
奥に座ってまどの外側を向いているのは高橋一生だった。
窓の前を通り過ぎる瞬間、背を向けて手前側に座っていた男が身をよじらせたために顔が見えた。森山未來だった。
森山未來は身をよじり、肩を震わせ泣いていた。
痴話げんかだろうか。
痴話げんかだろうか。
見てはいけない私的なシーンを盗み見てしまった罪悪感を振り払うように、角を曲がった先の坂を駆け下りた。
逃げてしまった。
ミイちゃんもどこかに置きざりのまま。
罪の余韻であたりが薄暗くなった。
道路一本渡ったらもう大通りだった。トワイライトの大通り。
アジアっぽい土産屋やレストランが立ち並ぶ。
アジアっぽい土産屋やレストランが立ち並ぶ。
アオザイかチャイナドレスを着た売り子が、ぽつりぽつりと店前にたたずんでいた。
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今思い返してみると、夢に出てきたタニくんの顔が、学生時代の同級生のタニくんというより、五反田で同僚だったタニさんに近かったような気がする。というか、同級生のタニくんと同僚のタニさんの顔の違いがわからない。ふたりの姿は私の中で同化してしまったらしい。
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