2021年1月9日土曜日

こちらが片言だと、ネイティブの人もなぜか片言っぽくなる現象

車を押してる女の人がいた。
少し郊外の、国道を一つ入ったところの住宅街。
引っ越しするというので手伝ってあげることになった。

後日、家族みんなで彼女の家にいった。
家には女の人と同い年ぐらいの男の人と、もう一人女の人がいて、3人でルームシェアしているらしかった。
男の人は、黒ぶち眼鏡に少し長めの短髪で、いかにも文化系男子っぽい。
部屋の中に音楽がかかっていて、千の風になって的な、クラシックっぽい歌謡曲には聞き覚えがある。
お父さんと、「確か、鯨水って曲じゃなかったっけ?」「鯨水って書いてクジラと読むんだっけ?」などと話した。

この間の女性が出てきた。
よく見ると、aqubiのtakamiさんだった。
驚き。なんでこの前気づかなかったんだろう。

言われてみれば、居間の横に張り出している仮設部屋は、ロフトベッドにカーテンをつけてできている様子で、Youtubeの配信で何度もみた薄暗闇に白いレースの舞うあの部屋に違いなかった。

「ここ、いつも撮影しているところ?」

とtakamiさんに聞くと、いつものごとくニコニコしつつ、こくりとうなずくのがかわいらしいのであった。
takamiさんは、シェアハウスが解散するタイミングで、例のスタジオから徒歩数分のマンスリーアパートに引っ越すらしかった。スタジオに近いなんて最高ですね、もしかして新作を録音するのですか?と聞きたかったけど、なんとなく切り出せなくて、ただ、最高の場所ですねというフレーズを繰り返しては無暗にニヤニヤしている私だった。

引っ越し後、向かいの建物で軽くお疲れ様会をやることにした。
私以外の家族は車の中で待っているというので、私とtakamiさんだけで行くことになった。
中に入ると先客がいて、その中の一人が話しかけてきた。
彼はロシア人だった。

「あなた、ロシアから来たんだったら!」

takamiさんはそう言ってロシア人と私を建物の奥へといざなった。
深緑の硬いカーペットが敷いてある裏廊下を抜けて、別棟の地下、リノリウム張りの教室のようなところに入ると、中にたくさんのロシア人がいた。

異国の地で暮らすロシア人たちが、集まって交流する場のようだった。
連れてこられたロシア人はあまり気乗りしないようだったけれど、そこにいる人たちと話し始めたので、彼のことは放っておいて、別の人と話すことにした。

コーカサス系か、アジア系っぽい感じのお兄さんが、自分のところで販売しているハチミツとジャムを試食させてくれた。
ジャムはなんだか忘れたけど、ハチミツがめちゃくちゃおいしく、どこの木を使っているのかたずねた。白樺だろうか?本国から取り寄せている?

ハチミツ販売のお兄さんは「Ока... Окаяма и Фукусима」と片言っぽく説明した。こちらが片言だと、ネイティブの人もなぜか片言っぽくなる現象。

岡山と福島。
福島はともかく、岡山で白樺がそだつだろうか?もしかしたらアカシアとか、なにか別の木なのかもしれないなとおもった。

辞して親の車へ。
さっといってさっと変えるつもりだったのにすっかり遅くなってしまい罪悪感がすごい。
車に近寄ると、丁度弟が車から降りて、私を呼びに来るところだった。

父が車から降りてきて、ダンボールで作った火山を噴火させようとして組み立て始めた。
今の父の心境が怒りなのか興奮なのか、火山が爆発してみないとわからないなと思った。

*********

目覚めて、暗闇と白レースのユーチューブ配信なんてみたこともないことに気付いた。いったいなんの断片だったったんだろう。
例のスタジオていうのも、夢の中では周知の事実だったのだけど、今思い返してみる限り、そんなスタジオにはまったく思い当たらないのであった。

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