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目覚めた瞬間、手帳にメモがないだろうことに気付いた。
メモったところ自体が夢だった。
どんな面白い夢だったか思い出そうと思ったけど、どうしても思い出せなかった。
それからしばらくして、メモしたのとは全く別の他の夢をみていたことも思い出した。
以下に書くのは、思い出せた方の夢。
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実家、もしくは大草原の小さな家に出てくるような牧畜農家。
家の前の広場にテントが張って合って、不法滞在の家族が住んでいる。
東欧の言葉を話す人々で、なんとなく意味が分かる。一瞬ロシア語で話しかけそうになったけど、(そしてそれはそれで通じたかもしれないけど、)なんだか失礼な気がして、英語で会話した。
家族のお母さん的存在らしき女性が、大きな寸胴鍋などを使って作った料理をふるまってくれた。一つのプレートの上に、ふかした雑穀と、ベーコンと、サラダが乗っていて、家族の中の一人が食べ方を見せてくれた。
左の掌の上に右手で雑穀をぎゅっぎゅっと押し広げ、その上にベーコンとサラダを押し付けるようにのせて食べる。
左の掌の上に右手で雑穀をぎゅっぎゅっと押し広げ、その上にベーコンとサラダを押し付けるようにのせて食べる。
おいしい異国の料理を食べながら、時計が気になっていた。多分もう、どんなに急いでも間に合わない。お母さんが車で送ってくれれば間に合うだろうか。
そうこうするうちに、派手なエンジン音が聞こえて、一台の車が返ってきた。
黒のロングレザーコートを着たけばい女が下りてくる。化粧がば過ぎて、角度によってはトカゲみたいに見える。私のお母さんだ。お母さんに頼めば車で送ってくれるかもしれない。
家に入っていくお母さんを慌てて追いかけたけど、お母さんは目にもとまらぬ速さで家の奥に行って服を脱ぎ、お風呂に入ってしまった。
お風呂を覗くと、化粧が全部とれた、目の細いキューピーちゃんみたいな顔の女が湯船につかっていた。ああそうか、わたしのお母さんなんだからこういう顔なのか、と、妙に納得しつつ、車を出してもらうのは諦めて家を出た。
家の隣にある納屋の前に、布で覆われたがれきの山みたいなものがあって、布の間から自動小銃等の武器がちらりと見えた。
私はあわてて目をそらし、見なかったことにした。
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目覚めてから思い出す限り、夢の中でお母さんだと思った人物は見知らぬ顔だった。
化粧前も化粧後も。
化粧をした顔は、いつかのビョークにちょっと似ていたかもしれない。
家に入っていくお母さんを慌てて追いかけたけど、お母さんは目にもとまらぬ速さで家の奥に行って服を脱ぎ、お風呂に入ってしまった。
お風呂を覗くと、化粧が全部とれた、目の細いキューピーちゃんみたいな顔の女が湯船につかっていた。ああそうか、わたしのお母さんなんだからこういう顔なのか、と、妙に納得しつつ、車を出してもらうのは諦めて家を出た。
家の隣にある納屋の前に、布で覆われたがれきの山みたいなものがあって、布の間から自動小銃等の武器がちらりと見えた。
私はあわてて目をそらし、見なかったことにした。
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目覚めてから思い出す限り、夢の中でお母さんだと思った人物は見知らぬ顔だった。
化粧前も化粧後も。
化粧をした顔は、いつかのビョークにちょっと似ていたかもしれない。
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