2011年9月12日月曜日

伝説気分

いいぐあいにふるめかしい建物。統一感があるようでないような軒並み。壁を這う蔦。
ここはどこだろう?北大のようだけど。

歩き続けると、見覚えある建物に行き着いた。
ニワトリの一本足にのっかったキノコ型のおうち。昔務めていたレストランだ。

懐かしさに押されて入ってみれば、ユニークなキャストが次から次へと現れる。
すごいことになってるな、このレストラン...

思っていると、ある店員が私を見てたまげた顔をした。
『さやかさんだ...!』
『あの、伝説の、黎明期のキャストの一人だ』
等と囁き交わしながら、みんな私のまわりに集まってきた。

私は店の立ち上げメンバーとかではなく、たまたま、タイミング的にオープニングスタッフだった、ただのバイトだったので、そんな風に敬意と憧れの眼差しを向けられて、申し訳ないことこのうえない。

当時のこと聞かれたりして、恐縮しながらボソボソ答える。

店内の右手奥に目をやると、昔は、別室に通じる押し戸があったはずのところに板が打ち付けてある。
奥の部屋は使っていないのかと訪ねると、誰も奥に部屋があることさえ知らないようだ。

『いや、昔ね、私、間違えてそこの壁ぶちぬいちゃったことがあってね、それで、折角だから部屋を増築しようかってことになってね...』

説明しながら、今考えると確かに、我ながらとんでもないことしてたな、伝説とか言われても仕方がないかもな、等と思った。

早速打ち付けられた板をはずしてみると、全面空色の個室が現れた。
壁の一つにはミフネトシロウ等の肖像が並んでいたような気がするが、そこら辺で目が覚めてしまったのであまりよくわからない。

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