2011年7月21日木曜日

金髪の双子

立派なお屋敷に金髪の双子少年が住んでいる。

彼らをつれ出すことが、私のしごと。

と言っても、奪取とかのような大それたことではなくて、穏やかに正面から迎えにいくんだけども。

メイドのおばあさんに通してもらって屋敷の奥へ入っていくと、彼らが螺旋階段のところで追いかけっこをしていた。
金髪の双子は、長い髪を3分の1緑に、3分の1を紫に染めていた。
どうしてそんな変な色に染めているのか尋ねると、

お母さんが髪の毛を短く刈ることを許してくれない。変な色に染めれば怒って切られてしまうかもしれないと思って染めてみた。
でもやっぱり髪の毛を切ることは許してもらえなかった。

ということだった。なんだか子供たちが不憫に思えて目頭が熱くなった。

0 件のコメント:

コメントを投稿