2020年2月14日金曜日

エピソードゼロ落ち

殺人鬼に追われている女と男。
二人の関係性については覚えていない。
芝生。
学校。

なんとか殺人鬼を撒こうと、二手に分かれる。
というか、成り行き上、別れてしまった。女をおいて、男は走る。殺人鬼はついてくる。女は助かったに違いない。

保育園。
老人ホーム。
公園。
子供たちが遊んでいる。
大人は人っ子一人見当たらない。
とにかく人混みに逃げこまなければ。
こっちは必死なのに、子どもたちがかくれんぼだと思ってか、殺人鬼に居場所をばらしてしまう。

奇声をあげて笑う子どもたち。
逃げる。
子どもたちに邪魔される。

なんとか路地を抜けて、人混みに逃げ込む。
人の間をすり抜けて走る。走る、走る。
交差点で左を見ると、一本向こうの通りから、バズーカでこちらを狙う殺人鬼と目が合う。

目の前の市電に飛びつく。

後方で爆発音。



それからも、たくさん人が死んだ気がする。

けれども夜にはなんとか逃げ切ることができたので、今夜の宿に戻ってきた。一階がカフェになっているホステル。
間接照明のカフェには甘い匂いが漂う。
コーヒー
ブランデー
ツヤのない小ぶりのチョコレートケーキ
物静かな店員たち。

いくつもの死をくぐり抜けて帰り着いたカフェの、えもいわれぬ安心感。

男は柔らかいソファに身を沈める。
実はこのカフェの店員たちがスパイ組織の人員で、これから一緒に戦うかけがえのない仲間になっていくとも知らずに。


******

という、何かのスパイシリーズものの、エピソードゼロ的な終わり方だったな。こういう形式のストーリーって〇〇落ちみたいな言い方あるんだろうか。

久しぶりに殺されそうになる夢見たな。
チョコレートケーキはバレンタインからか。
戦隊もの特集番組を見たので夢に出たか。

冒頭、男が女と分かれるまでは俯瞰で夢を見ていて、三人称小説的に。けれど男一人になって必死で逃げている間は、男の視線で夢が進んで、一人称小説的に。で最後カフェからはナレーションが入りそうなほどの三人称小説的な視点に切り替わっていたような。この感じ、うまく書分けられないし、結局夢の中で自分が男だったのか、男を俯瞰で見ていたのかわからない。夢の不思議。

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