2016年2月18日木曜日

侵略家族

実家に、9人乗りくらいのバンが乗り付けた。うちより大家族が乗っていて、法を侵さないギリギリの嫌がらせを仕掛けては、家のなかに侵入してこようとする。

警察を呼ぶことになってお父さんが警察に電話をかける。
110番じゃなくて、地元の交番の固定電話にかけたほうがよいということになって番号を探すがなかなか出てこずやきもきする。

侵略家族はニヤニヤと、家の外から私たちの様子を見て楽しんでいる。
彼らは決して強行手段には出ず、こちらがほころびを見せるのを待っている。

私たちが恐れているのは、彼らに侵入されることよりも、うしろぐらい秘密を暴かれること。

電話がやっと警察に繋がったのに、お父さんは電話相手と別件でなにやらもめている。

それ、後にできないの?
はやく、はやく来てもらって!

やっと本題に入ったお父さんは
「なんか娘が言いたいことあるみたいだから代わるわ」
と言って私に受話器を渡してきた。

なんじゃそりゃ。

事情を話しているところで目が覚めた。

多分昨日googleストリートビューで実家を覗こうとしてたのが夢にでた。
あと、風邪のウィルスが体に入って来ないように必死に戦っているのが影響した。

2016年2月9日火曜日

絶望の滑稽さを飾るBGM

たまに、宵の口に、寝ているところを襲われる夢を見て目が覚めてしまう。

今日は、鼻フックをされて、気体を吸い込まされていた。鼻フックをこんなに恐怖に感じることがあるとは。このまま死ぬなんて...鼻フックで死ぬなんて。
ああ、人生の終わりなんて、しょせんこんな
滑稽なものなんだという絶望。

BGMもしょぼかった。
ドッド  シ♭ドッシ♭ド
を、二胡の弦を弓で叩くような音をチープなシンセで再現したみたいな単音メロディが延々と流れていた。

あれは、私が襲われている私の暗い部屋で、ラジオやCDラジカセが響いていたのではなかった。
あれは、バックグラウンドで流れていた。



2016年2月5日金曜日

正当化

電車の中で、「これから帰るから」って電話してる大荷物の人がいて、見たらユウちゃんだった。
奥さんに電話していたのだろう。

「ユウちゃん」
声をかけるとこちらにやって来た。
地方に住んでるユウちゃん。
東京で会うなんて。

私の降りる駅がきて、なぜかユウちゃんも一緒に降りてしまった。
二人で近所のお祭りを見た。
夜店とかではなくて、昼間の学祭みたいな感じで、大きな展示を見た。
知り合いの展示もみたのだけど、誰のだったか思い出せない。

お祭りのあと家で駄弁った。
ユウちゃん終電大丈夫ですなのかなって気になっていたが、もう随分前に手遅れになっていたらしかった。

妻子持ちの人を家に泊めるの面倒でやだなと思った。

しばらくして地震が起きた。
小刻みな揺れはもの凄く長く続いた。
これで、ユウちゃんがうちに泊まっても誰も騒がないなと思って安心した。
妹がかけつたりした。

目覚めてしばらくして、現実でも地震が起きた。
夢の中より短かったけど、揺れかたは同じだった。

2016年2月3日水曜日

天狗の面の見える街

遠く、丘の向こうに天狗の面が聳えたっている。
靄がかっているのか光化学スモッグなのかボンヤリとして見えるが、この辺では一番の名勝らしい。
だいたいこの街のどこからでもあれが見える。

少し傾いて見えるが、丘の地面が傾いているのでそう見えるだけなのかもしれないなのかもしれない。

ここから天狗のところまで行くには、民家を縫って坂道を登って行くか、すすきのはらを抜けて行くか。

白装束に身を包んだ連れが、たまにこちらを振り返りながら、随分前を歩いている。
すすきのはらに向かっているようだ。

ふと気をとられた隙に、連れを見失った。
独りであのすすきのはらを抜ける自信がないので、民家の坂道を登った。

天狗の面は、建物になっていて、右目の裏辺りに事務所があった。
事務所に入ると、泥棒にでも入られたみたいに散らかっていた。
夜逃げだ、と悟った。

天狗の目から外を眺めると、夜逃げ跡地に入る次の会社の人々らしい数人がワイワイとこちらに向かってくるのが見えた。

中国語を話しているようだ。
おそらく家族だ。
家族経営で、なにか大陸から仕入れた商品を通販で売るのだろうなと思った。

察して

誰かとタクシーにのっていて、行きたい所が自分でもよく分からない。

頭のなかに地図は描けていて、その地図の中のどの方面に向かえばよいかはわかっている。

ただ、今いるところがどこなのかわからないので。

タクシー運転手は察して私達をどこかにつれていってくれる。

山肌をのぼる車窓から富士が見えていた。