スキー場にきている。
友だちが沢山いるから修学旅行かな?
でも家族もいるから少年団活かも。
町内会の旅行かも。
雪山の中腹に、寝袋広げて一夜を過ごした朝。
一面真っ白な雪に朝日がはねかえってメチャクチャ眩しい。清々しいことこの上ない。
ゆったり一滑り、麓まで。
朝のスキー場は人も疎らで気持ちよい。
麓には温泉があって、私たちは一っ風呂浴びることにした。
まわりには太陽を反射しる雪原しかないから、まるで光の中で湯に浸かっているよう。
目がしばしばするのでそろそろあがろうか、ということになったんだけど、服をしまったロッカーの鍵が見つからない。
裸でウロウロするも、どうにもならない。
荷物は全て山の上。
寒いけど、仕方がないから裸のままリフトに乗って上までいった。
*****
オーストラリアに旅行に来ている。
友だちが沢山いるから修学旅行かな?
でも家族もいるから少年団活かも。
町内会の旅行かも。
船に乗って、近隣の孤島に向かう。
船が激しく揺れて、振り落とされそうだ。
向こう側の島々に連なる山脈がみえる。
どの山もダイナミックなカルデラが形成され、台形のシルエットが雄々しい。
日本では見ることない景色だ。
孤島に着くと、マツとイチロウくんと私が三角関係だ、という、お決まりの冷やかしが始まった。
マツはそういうのが苦手なので速攻どこかに逃げ去った。
イチロウくんは面白がって、
「じゃ、肝試し、僕ら二人でまわろうか!」
と、にやにやしながら近寄ってきた。
しかしその両手には、南国の美女たちが抱かれている。
イチロウくんのアホに付き合ってやる気はなかったので、私はダイちゃんと回りたい、と言いはった。
ダイちゃんなら分別もあるし、変な意識しなくてすむし、可もなく不可もない。
「私ダイちゃんがいい。だってダイちゃんかっこいいし頭いいし、宇宙から攻めてきたあいつらのこともよく知ってるし...」
自分で途中から変なことを口走ってるのはわかったがやめられない。口が勝手に動く。
「あいつらが我々に与える影響のうち...」
みんなが不審な顔でこっちを見てる。
すがるようにダイちゃんの方を見ると、ダイちゃんが助け船を出してくれた。
「我らが種族の起源を脅かすものたちをこの手で滅ぼすのだ...」
わー、ダイちゃんも変なってる!
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