2012年4月30日月曜日

emergency and beauty

もう間に合わないのでバスに乗った。
バス代も含め、まとめて消防署に14000円ぐらい払いに行かなければならない。
バスが消防署の近くを通ったので降りようと思った。
バスは、バス停が決まっておらず、降りたいところで降りるタイプのバスらしかったが、私はどうやったらバスを停めてもらえるのかわからなかった。
運転手に、「消防署へ行きたい」と告げると「このバス消防署へは行かないよ」と言われた。
そんなことは分かっている。
そうこうするうちにバスは消防署からどんどん遠ざかる。
私は焦ってなんとかバスを停めようとするが、「降りたい」 の一言を思い付かないでいた。

*****

気づいたら消防署にいた。
どうやってバスから降りたのかはわからない。

消防署には、コミュニティセンターのようなものが併設されていて、今日はそこで何かのイベントが行われていた。
私は小学生くらいの男の子の相手をしていたけど、支払いに行かなければならないので男の子を置き去りにしてその場を去った。

通路を歩いていると、向こうからアミちゃんとユミちゃんが近づいてきた。
二人とも相変わらず美人で、ユミちゃんはおなかに赤ちゃんがいるらしかった。
私はテンションが上がって写真を取りまくろうとした。
しかしケータイカメラの調子がおかしく、シャッターボタンが表示されなかったり、ボタンを押しても録画になってしまったりして、全然写真が取れなかった。

それにしても彼女たちはキレイだな、と思った。
アミちゃんユミちゃん以外もマイちゃんとか他の女性たちも、みんなキレイだった。
彼女たちの化粧はみな一様で、眉がやたら細く、ちょっとケバい感じだった。
一歩間違えば、昔のヤンキーみたいなメイクなのに、彼女たちのメイクは完成されていて、みんなとても美しかった。

私はヤンキーメイクも極めればパリコレメイクになるんだなあと、感心した。
すると、彼女たちと全く同じメイクをしたメイクアップアーティストが現れて、いつの間にか私は美容室にいることに気づいた。

美容室にはテレビがあって、どこか外国で起きた惨事を伝えるドキュメンタリーのようなものを放送していた。

映像のなかで、大の大人がネズミに教われ、教われ人の体内から子ネズミが花火のように広がって、爆発的に増殖していく。
その映像に写っている人で助かった人は一人もいないみたいだった。

私はこの映像、どうやって撮ったんだろう?と、不思議に思った。

2012年4月27日金曜日

私から分裂したロシア人女性との会話

ロシア人の女の人と世間話みたいなものをしていた時のこと。

彼女が言うには、シブヤソーイチロがモスだかペテだかで、某かの学長だが館長だかに就任したということだった。

私は「澁谷宗一郎」って誰だっけ、名前は聞いたことあるんだけどな...と少し考えて、ああっ、と手をたたいた。
それで、
あの物書きの人ね、そう言えばあの人最近ヨーロッパのどこだかでもなんだか受賞かなんかしてたよね。
などと応じた。

目が覚めてから、誰だっけ澁谷宗一郎って?と思ったが、それより、夢の中ではロシア語で会話してたのに、よくわからないはずの人物名がちゃんと漢字に変換されていたのが不思議だな、と思った。

後になって、澁谷宗一郎をググってみて気づいたが、夢の中の女性と私は、揃って澁澤龍彦の名前を勘違いしていたらしかった。お互い勘違いしたまま話だけ通じあっていた。

こういう夢を見ると、改めて、夢の中の人物は全て自分の人格の一部に過ぎないのだなあ、と実感する。
当たり前だけど。
あの、ガタイのいい、インテリ風のロシア人女性も、私の一部なのかと思うとやっぱり不思議な気がする。

ふと、映画「マルコビッチの穴」のワンシーンが頭をよぎったりして。

あれ、でも二人話が通じあっていたというのは私の思い込みかもしれないわけで、あのロシア人女性は本当に私の知らない「シブヤソーイチロ」という人の話をしていたのかも知れない?とも考えられる?
だって夢の中で、彼女の心の中が読めたわけではないし...

こうやって人の人格って分裂していくのかしらん

2012年4月14日土曜日

オーロラバスツアー

ロシア旅行。
バスで。
いい感じの食べ物屋に入って楽しく話し込んでいたら、店員さんが、早く出てって欲しいみたいなこと言ってくる。

席はがら空きなのになんでだよって憤っていたら、団体ツアー客がなだれ込んできて、パーティーをはじめた。
予約入ってたなら仕方ない。

私達もツアー客。オーロラツアーかなんか。いろんな国の人が参加してるらしい。共通語は英語。みんな英語がペラペラだ。こんなツアーに参加する人はみんな英語がペラペラなんだな。

ロシア一週間の旅かなんかだったけど、途中2回くらい日本を通った。いくらロシアが広いと言っても、二回も日本通る必要ないのに...と思った。
日本を通ったときは、毎回道端になっちゃんがいて、私たちは毎回手を振った。

それから日本国内のクリスマス市に寄った。
せっかくロシア旅行なのに時間がもったいない。文句ブーブー言いたかったけど、旅行が台無しになったら嫌なので黙っていた。

クリスマス市ではテキヤが500円のクジを売っていた。
テキヤはパキスタン人だった。
パキスタン国内では雇用が無いと、片言の日本語で嘆いている。

私が、日本も不景気で求人広告もめっきり減っている、と話すと、パキスタン人は、
「ボクのクニ、求人広告なんて無いヨ」
と嘆いた。
同情したツアー客がクジを買っていた。
私も同情したがクジは買わなかった。

2012年4月12日木曜日

フラグメント

お父さん
フェス
マリエ

バイク
宿

検閲
バレない

2012年4月10日火曜日

私の預かり知らぬ世代

本棚が沢山立ち並ぶ中で、若い人達がざわざわしている。
異様なほど眼差しの真っ直ぐな青年が、赤い表紙の本のことを熱心に語っている。
赤い表紙に白い枠。
誰だかの生き方だか、生きざまだか、そんなかんじの本らしい。
熱弁されてもちっとも頭に入って来なくて困っていたら、ゴスロリ風且つノーメイクの腐女子が表れて、青年を諭してくれた。

「誰もがみんな私たちと同じ価値観とは限らないんだよ。この人、困ってるじゃん」

そのまま二人は議論に突入しそうな雰囲気だったので、私はじりじりと後じさり、ほうほうのていでその場を逃げ出した。

*****

誰かの卒業証書を取りに、体育館へと忍び込んだ。
どうして私が彼の代わりに卒業式へ潜入しなければならなかったのかは覚えていないけど、兎に角彼本人には体育館に来れない事情があったのだ。

体育館のなかでは誰にも見とがめられなかった。証書を掴み取っても誰にも見とがめられなかった。

こんな簡単でいいのだろうかと思いながら外に出ると、受付の人に見とがめられたのでほっとした。
「XX君の関係者です」
と説明すると、あっさり解放された。
家族でもなく、こんな曖昧な関係説明で大丈夫だろうかと不安だったので、拍子抜けだった。

卒業証書は細長い筒に入っていた。
細長すぎて、設計図とか入れて持ち歩くケースみたいだった。

卒業証書って、今でも筒に入れるのかしら?

2012年4月2日月曜日

お菓子の箱庭

カオリちゃんのステージを見に行った。
すり鉢上の半円形劇場。
ステージは真っ暗で、カオリちゃんにスポットが当たってる。
彼女が動き回ると、スポットも動いてステージのそこここが照らし出される。

照らし出された空間にはマジパンで作ったみたいにカラフルでかわいらしいセットが据えられている。
一つ一つのセットがが、其れのみで完結した世界を作り出していて、お菓子で作った箱庭みたいだ。

暗闇に浮かび上がる華やかな箱庭の合間を、蝶のように軽やかに飛び回るカオリちゃん。

セットで表現されているのは、ここ2、3日でカオリちゃんが見た景色や体験したこと。
それをこんなに素早く作品に仕上げるなんてすごすぎる!!

感心とか感動とか通り越して、畏れを感じた。

芝居が終わって役者さんたちとご飯を食べた。
安藤理樹くんみたいなおしゃれメガネの男の子の家に行って話したらすごく気があって、ずっと二人で話し込んだ。

「え、ナニ繋がり?」
とか聞かれて、私は
「あの、又吉さんの...」
と、答えた。
もちろんあの芸人の又吉さんのことだ。又吉さんも同じ舞台に関わっていたのだ。
私は又吉さんと知り合いであることを自慢できて、いい気になった。
「なんか、前住んでた部屋の向かえが又吉さんでえ、それで知り合ってえ...」

そのあともずっと二人で話して話して話続けて、夜が明けるまで話続けた。
なんだかすごく楽しかった。