11月2日の夢
古い旅館に連泊中、上品そうなおばあさんと仲良くなった。
窓からは暗い湖が見えていた。
都会の真ん中に取り残された湖。
おばあさんとはとりとめない話が続いた。
好きな食べ物や、互いの身の上話など。
本当は自分は出かける用事があったので、もうお風呂に入りたかったのだけど、おばあさんの話は終わる気配がない。
話題はおばあさんの幼年時代。
「丁度この街の人口が、経済成長で爆発的に増えた頃のことよ。3000人くらいだったのが4,5年で29万人まで増えたの。私はまだ子供で、この湖によく泳ぎに来た。
ある時、随分奥の方まで泳いで行って、それで、湖の声を聴いたの。」
おばあさんの語りに合わせて、少女が薄暗がりの湖で泳ぐ映像が広がった。
けれど、「湖の声」とやらが上手く想像できない。
目を閉じると、湖面を這う夕霧がまぶたの裏に浮かんだ。
低く静かな声が聞こえた気がした。物悲しげな、言葉を持たない声。
そのイメージは怖いような、淋しいような不思議な感じがした。
おばあさんになんとか暇を告げて風呂に入るところまでこぎつけたのだけど、そのあとイーラとかその友達とか出てきたのだけど、そこら辺はよく覚えていない。
「もう起きなきゃ」って思いながら二度寝した、朝方の夢。
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