2021年3月16日火曜日

米澤というところ

見覚えがある顔ばかりだけれど、どういう取り合わせなのか分らない老若男女。
前の職場の人
地元の友達
学生時代の知人
趣味の友達
最近仲良くなった人
顔は覚えているけれど誰だかわからない人
友達の親類
知人の連れ
友達の友達の顔見知り

居酒屋、座敷、貸し切り。

みんなでカラオケに行こうということになった。
こんな大勢で入れるところが、同じ建物の下の階にあるらしい。

移動しながら米澤のことを話す女性の話をきく。
この人は確か、妹の短大の同級生だったか。

「米澤っていうのは米どころなんですよ。○○山と○○山の合間から、○○川ってのが流れ込んでて…」

いや、後輩の友達だったか。

「海に流れ込むとこに広大な三角州があって、結構有名だと思うんですけど」

「あー、しってるしってる、そこの三角州」

顔は見たことあるけどどこで会ったか思い出せない男が口早に合いの手を入れる。
おまえ、そんな焦るなよ。

「あそこの三角州が、米澤って呼ばれてるんですよ」

*********

目が覚めたすぐの時には気づかなかったけど…。
三角州って、塩分多くて稲作には向かないのでは。

最近、夢に出てくる知人の殆ど誰も、誰だかわからない。
米澤なんて場所も知らない。
いろんな人や場所から、固有名が剥がれ落ちていっている気がする。

2021年3月9日火曜日

ホントのピアノ

 目を上げると、誰かが演奏している。

演奏が終わって、「次は松村拓海」とアナウンスしている。

家。

私の狭い家に、人がぎっしり詰まって演奏を聴いている。

私、ここで演奏会開く話、聞いてたっけ?


窓際にある私のピアノは使われていない。

隣り合わせた壁面に、壁側を向いた演者がおり、持ち込んだ楽器で演奏をしている。

ふと右手をそこにあった台に置くと、音がなった。ピアノだった。驚いて手を放す。


急に視点が演奏者の視点に変わる。

ピアノを弾いている。

ラ♭シ♭ミ♭レ♭ドシ♭ラ♭ー

と、鍵盤を叩いた。

私は「この音、ホントのピアノと音程あってるかな?」と思って、早く起きて確かめてみようとした


目を覚まして鍵盤のある窓際を見たら、そこにはガムランのような楽器がセットしてあってピアノが無い!慌てて周囲をみまわすと、脇の机の上にピアノがあった。弾いてみると、音程がめちゃくちゃ。あれ、私まだ夢の中だ。早く起きてホントのピアノをひいて確かめなくちゃ。でもその前にさっき見えたガムランみたいなやつの音を聴いてみたい。


******


そんな思い虚しく、目が覚めた。

起き上がってピアノの電源を入れ、弾いてみる。

指を置いた白鍵の冷たさ。

夢の中で聞こえていた音を再現する。

ソ♯ラシラソ♯ファ♯ミ

夢の中で見えた鍵盤と全然違ってた。

だめだこりゃ。


途中から夢を見ていることに気づいているのが面白いですね。