実家。
小学生の末の弟と二人。
カンバーバッチが訪問してきた。
彼は父に用があるようだったけれど、父はいなかったので、小学生の弟としばらく庭で遊んで帰った。
次の日、みいちゃんが来た。
昨日カンバーバッチが来てたんだよ!と教えた。二人が鉢合わせにならなかったのがとても残念だと思った。なぜかとても二人を会わせたかった。
みいちゃんも会えなくて残念そうだった。
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階段の、踊り場で、かつての同級生とすれ違った。
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二子玉の蔦屋家電みたいなラグジュアリーなお店。本屋件雑貨屋みたいな。
二階にイベントスペースがある。午後の陽が降り注いでいる。奥の陰に、グランドピアノがある。
ライブが始まるのを待つ人がパラパラとたむろしている。
私はいつものように後ろの方でぼんやりと立っている。
左斜め前あたりにいる人たちが、「あいつ来てないの?」と話している。
あいつとは、おそらくいつもこういうライブの時に見かけるあの男の子のことだ。
小さなライブハウスのコミュニティで、知り合いでないけれどなんとなく顔見知りで、たぶんこのライブには来そうだなと思ったらだいたいいる、みたいな男の子。
「○○さん、引っ越したって。」
「あ、そうか、もう東京にいないのか。」
あ、そうか、最近、東京に住む意味ないとかで田舎に引っ越す人増えてるもんね。彼も引っ越したのか、と納得した。
スタッフの人が椅子を並べはじめた。
「皆さんもう少し詰めて座ってください」
とみんなを誘導している。
「ここは換気ちゃんとしているので、密にならない程度に詰めていただいて大丈夫です」
誘導されるままに前に詰めて、空いている椅子に座る。
確かに、椅子は、隣の人には触れずに済むほどには間隔が空いている。これなら十分そうだ。ここのスタッフは合理的で好感がもてるな。
ライブが始まった。
ピアノ弾き語り。アメリカ人の、丸っこい赤髪の男。
最初の曲はグランドピアノで。
鍵盤が叩かれると、木壁にしみこむ音の幾割かが跳ね返って背中に触れる。
背中にしみこむかすかな反響を感じながら、私は胸が熱くなるのを感じる。これだ。このために私はここへ来た。音で満たされていく空間に体を浸すこの感覚。
一曲目はB.O.G.という曲で、何の頭文字なのか、ミュージシャンが説明してくれて、なるほどと思ったけど忘れた。
二曲目は、グランドピアノの後ろにあったエレピで。赤かったので多分nordのピアノ。
ペラっとした音は、抑え気味な歌と相まって、淡々とした暮らしの片鱗を紡ぐ。
少し眠い。
2020年5月5日火曜日
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