高校まで一緒だったユキちゃんと、同じ職場で働いている。
「先生」と呼ばれるようなエライ人々に付き従う、というような仕事で、同僚はみんな女性である。
私はユキちゃんに、漢字の読み方を教えていた。私たちの仕事では美しく文を読み上げることが不可欠なのだ。
ユキちゃんはなんだか信じられないぐらい簡単な字も読めなくて、私は子供に言い聞かせる調子で、
「これはxxて読むの。xxxって意味だよ」とか説明していたが、「遷還」という単語が出てきたとき、「これはセンカンと読むんだよ」とまでは説明したものの、意味がわからなかった。
しかし、意味が分からないとは言い出せず、「これは環、つまりリングを移すって意味だよ。リングって言うのは権力の象徴のことで、遷還てゆうのは権力を譲渡するときに使うんだよ」と、適当な説明をして、うしろめたい気持ちになった。
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目が覚めてから「遷還」なんて言葉が本当にあるのかどうかググってみた。
辞書には無いけれど、神社関係の用語として使われている様だ。明確な意味は分からないけれど、還は、返還と同じような用法で、何かを遷して返却するとか戻すってゆう意味かもしれない。
けどよく分からない。夢に知らない人が出てくることはザラにあるが、知らない単語が出てくることは珍しい気がする。
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