2014年2月6日木曜日

バケツ頭部殴打連続殺人事件

誰か忘れてしまったけど、その人すごく嫌な奴で、バケツで人を殴り殺してばかりいた。
私そのこと知ってて、告げ口したかったけど、奴は狡猾で、尻尾を出さない。
どうにかならんかと思っていたら、そいつ、また、人の頭をバケツで殴った。
その人は100センチくらいの身長の、小さなオジサンで、短く刈った、白髪交じりの髪が、人生の重力を感じさせる人だった。
殴られてふらふらしてるオジサンを抱えて、私は走った。
助けを求めて走った。
けれども、一連のバケツ頭部殴打連続殺人事件の容疑は私にかけられた。
狡猾なあいつに嵌められたのだ。

巻き込まれて、肩棒を担がされてるとも知らずに、コダマさんが遠くの通りを通り過ぎてくのが見えた。かわいそうなコダマさん。
私はコダマさんに助けてって叫びたかったけど出来なかった。
私の腕の中で、小さなオジサンは息も絶え絶えだった。

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