2013年7月31日水曜日

制約

知られてはいけない。

という設定の夢をいくつかまとめてみた。

正体を知られてはいけない。
そこにいることを知られてはいけない。
長靴を探していることを知られてはいけない。
バスに乗ることを知られてはいけない。

全部、別々の夢だった。

夢でも現実でも、私たちは、理由のよくわからない制約の中で立ち回っている。

どこが、決定的に違うのかな。
夢の中の制約と、現実の制約と。

2013年7月29日月曜日

妹の漫画化

スキー場に来ていた。
妹と。
山小屋に泊まりながら、何日も山を下りないスキー旅行だった。

天気かなにかのせいで、どこかの山小屋に足止めを食らったとき、妹の様子がおかしいことに気づいた。

健康ランドの休憩所みたいなところだった。

訊けば妹は、薬をもう2日も飲んでいないという。

妹は目が充血し、毛穴から出血していた。
苦しみを我慢しすぎて、顔が、ウィスット・ポンニミット絵みたいになっていた。

私は回りの制止を振り切って、妹を抱え、スキーで下山し始めた。

見た目はポンニミットなのに、抱えた妹の熱い身体と重さがやけにリアルで、胸が潰れる思いがした。

2013年7月25日木曜日

トマトの木

その家は、上から見ると、横書きのカギカッコ閉じたときの形。
半中庭のような空間に、私はトマトを植えることにした。
庭を、縦一直線に横切る大木の並木の根元で読書にふける涼しげな自分。
そんなイメージがムクムクと膨らみ、これほどの名案はないという気さえしてくる。

大きめのトマトを三つに切り分ける。
庭を覆う敷物を剥ぐと、下にはTシャツの死骸がびっしりと詰まっている。
あ、こんなTシャツもあったな、なんて懐かしさに胸を痛めながら、更に下層の土に触る。

申し訳程度に窪みを作り、切り分けたトマトをちょこんと座らせる。
申し訳程度にぱらぱらと土をかけるけど、埋めてしまうことはしない。
トマトは水分がたっぷりだから。
トマトの水分が、すっかり土に吸収される頃には、種が地中に程良く沈むはず。

今にも種の外郭を割る新芽の音が聴こえてくる気がする。
今にもその茎をのばすスルスルいう音が聴こえてくる気がする。
今にも硬い幹がメキメキと枝を張る音が聴こえてくる気がする。
今にも枝いっぱいに茂った葉が、サラサラと木漏れ日を揺らす音が聴こえてくる気がする。

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というような、非常に清々しい夢を見たのですが。
トマトは木にならないことに気付いたのは、すっかり目が覚めてからなのでした。

2013年7月11日木曜日

ドアたがえ

コワイ夢見て眠れない。
簡単な夢だ。
眠る前に鍵を閉めたか思い出せなくて確かめようと玄関に近寄ると見たことのないドアが。
まだ眠りの中だと気がついて起きようとするのに、何度行ってもドアが違うってゆう夢。

扉の開く方が逆だったり、引き戸だったり、革張りだったりベニヤだったり。

早く鍵をかけなきゃって焦りながら部屋のなかをうろうろすると、トイレも違っている。
安っぽいプラスチックでできた、ワニが口を開けた形の便座。
なにこれ。
でもよく見れば現実のうちのトイレよりなんかきれい。
ベランダの方見るとカーテン開いてて、夜なのに、薄白く、ソとの景色が透けてみえる。

慌てて閉める
布団に戻る
起きる
違うドア
またカーテンが空いている
慌てて閉める
布団に戻る
起きる
違うドア
ラジカセから音が聞こえる
「昔々、あったずもな、」
慌ててとめる
またカーテンがあいている
夜中なのに窓のそとが...

って延々ループ...
何がコワイって、見えないはずの外の景色がうっすら見えてて、でも見つめてもよくわからないあの感じ。