アンケートに答えるだけで、お金がもらえる。
そんな甘い言葉に騙されて、弟と妹は遠い駅まで通っていたようだった。
結果、スーツの女に
「すみません、前回までのアンケートに関しては、利益を得ることができませんでした。」
と告げられていた。
その女、収入にならないこともあるが、元手がただなんだから、決して損はしない、と、弟妹をそそのかしたらしかった。
結果、莫大な交通費と時間の浪費。
更に女は
「但し今回のアンケートについては2400円の振り込みをお約束します。」
2400円。ここまでの往復交通費にも満たない。
私は頭に来たので、その女が「元手ただだから...」と、別の若者たちに勧誘をかけているそばから、
「費やす時間にみあわない金額しかもらえないし、交通費で結局足が出ているんですすよね~」
と、嫌味ったらしくネガティブキャンペーンをはってやった。
ちょっと気分が精々したので、弟妹と帰ろうとしたら、
倉庫に閉じ込められた。
何かの犯と間違われているらしい。
何とか脱出。
とにかく逃走。
緑の車に乗ったロシア人が、「早く乗れ」っていうので、3人で飛び乗る。
緑の車は軽なのかなんなのか知らないけど、やたら小さくて、車内に体を押し込むのに苦労した。
このロシア人、見方なのだろうかという疑い。
窓の外を見ると、すでに指名手配の画像が出回っているようだ。
店頭の看板や、空をとぶ3D広告なんかの顔が、みんな犯人の顔にすげかえられている。
指名手配犯の顔は、私たちのものではなかった。多分真犯人の顔なんだろう。
誤解が解けたのか、それとも罠なのか、わからないまま逃走を続ける。
車を降りて逃走。
広場を抜けて、裏通りの長屋にかけ込む。
中はガラスでしきられた部屋。
住人なのか、よくわからないけど、目の座った、ドレスの女がガラスに向かって林檎とか投げつけている。
なんとか逃げ切り営業の元へ。
こんな事態に至ったのは、営業の引き継ぎミスが原因だったことが判明した。
オカさんがちゃんと新人の営業に引き継ぎしなかったからこんなことになったのだ。
オカさんにくってかかる。
オカさんは、責任をとるために結婚を決意した。
食事に誘って、そこで婚姻に関する提案を持ちかけよう。
彼はそう決心して、私を夕暮れの街に誘い出した。
そこには秘密警察がはっているとも気付かずに。
警察は指名手配の写真など鼻からあてにしていなかった。
彼らがあてにしているのは、あの、倉庫からの追跡劇の時に、犯人につけたマーキングだった。
そのマーキングというのは、特殊な光をあてると瞳が緑に光る、というものだった。
私は、自分の瞳が緑に光るとも知らずに、夕暮れの街へと出かけて行った。
**********
この夢の始まりのころは、完全に主観的なものだった。
私の意識は、私の中にあり、私の眼に映るもの、聴こえるもの、感じることが、世界の全てだった。
ところが、いつの間にか、私の目は、いつの間にやら主人公の体を離れ、途中から客観的なものになった。
私の目には、主人公以外の考えていること(例えばオカさんの決心とか)や、主人公には見えない、知り得ないものが認識されていた。
ほんとうに、いつの間にかだった。
どのタイミングで自分の主観から離脱したのか全然わからない。
瞳が緑に光るように、マーキングされたせいだろうか。
2013年6月7日金曜日
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