今日会社で、取引先に請求書の内容につてメールを書いていた時のこと。
(これは夢でなく、覚醒している時の話です。)
とにかく午前中から眠たくて、
私は
Here is the details about the purchase...
というような文面を書こうとしていて、Here isまで書いて、数秒、うたたねしてしまった。
はっと我に返って、画面を見ると、
Here is one of best place...
と書いてある。
私はまだぼんやりした頭で、
Here is one of the best places.
と書きなおし、さらに、
This is one of my best placesの方がいいか?などと考えたところで、あれ、っとなった。
あれ、なんの話だっけ?
じっと、画面を見つめる。
請求書の話だよね?
ベストプレイス?ってどっから出てきた?
ベストプレイス…ベストプレイス…
そして私は思い出した。
さっき気を失った一瞬の間に見た夢のことを。
*****
その夢の主人公はNYでバリバリ働くアラフォーの女性だった。
セックス・アンド・ザ・シティに出てくるミランダみたいな感じの。
彼女はいろいろなものを犠牲にしてその地位を築いてきた。
離れていった恋人、何年も顔を見ていない家族、夢だったヨーロッパ旅行…
そうして手に入れた地位。
NYでは、彼女は王族のように力を持っていた。
自分の部屋のようにアッパーイーストを横切った。
或る時、彼女はもう何十年もNYから一歩も外に出ていない自分に気がついた。
それはもちろん彼女がNYの外に出る必要が無かっただけのことなのだけれど、彼女はふと、自分はNYから出ることが出来ないのではないかという気がした。
しかし彼女はそのおかしな考えをすぐに頭から追い出し、また、働きに働いた。
ここから出られない、という観念は、それからも、ごくたまに彼女の元を訪れた。
けれども、ありがたいことに、彼女はそんな些事に気を回せるほど暇ではなかった。
彼女は仕事場からほど近いところにある、荒れた公園に私財を投じ、美しく、豊かな木立に恵まれた公園を蘇らせた。
公園には彼女の名前がつけられた。
落成式の日、木漏れ日に照らされながら彼女は観衆に挨拶した。
「世界には楽園とよばれるような場所が沢山あります。南プロヴァンスのシャトーが一番だと言う人もいるでしょう。ポリネシアの浜辺が最高だという人もいれば、ヨルダンのオアシスを愛している人もいます。
私にとっては、このNYのささやかな公園が楽園なのです。ここが、最高の場所の一つなのです。」
*****
人の脳は一瞬の間に千年の夢を見ることが出来るとはいうけれど、実際このほんの一瞬に、これだけの夢を見たと思うと不思議でならない。
Here isという書き出しが、この夢を形作ったのだろうか。
私がメールで無意識に書いていたのは、どうも、この最後のセリフのところらしい…
これって、寝言??
寝言って、口走るだけじゃなくて書き走る(?)こともあるんですね。
そう思って改めて考えてみると、高校生の頃とか、授業中にうたたねして、よく、ノートの内容がファンタスティックになってしまうことがあったような…
よく、自分のメモ帳なのに、自分の筆跡なのに、どう頭をひねっても、どうしてそんなことが書いてあるのか分からない謎のフレーズを発見したりするけど、あれも一種の寝言なのかも?
ってゆうか、夢のことを思い出す限り、舞台こそNYだけど、登場人物が英語で会話してた記憶は全然ない。けど、私が書き走った寝言は英語だったんだよね。夢の中の女性は本当は何語で喋ってたんだろう?
そもそも夢の中での発話って、何語でもないのだろうか。
自己の中でだけイメージが出来ればいいわけだから、「言葉」という形を確立する必要はないのかもしれない。
なんつって、私、覚醒してても相当寝言みたいなことつぶやいちゃってるなあ。
2013年3月22日金曜日
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