私はボールルームのようなところにいて、ほかのみんなと上司の指示を聞いているところだった。
急に地面の平衡感覚が失われて、最初はみんなエアポケットに入ったのだと思っていたけれども、窓からすぐ近くにビル群が見えて、本当にこのまま落ちるのだとわかった。
飛行船はそれでも大きな川の上に不時着して、乗員はとにかく散り散りに逃げた。川のなかには捜索部隊が大量に投入されて、部隊に見つかったものはその場で片っ端から殺されていった。私はとにかく必死で泳いだ。必死に泳いで逃げて、別のイベントで川にいる人たちに紛れ込もうと、誰かのゼッケンを掠め取り、それを身に着けようとした。
しかしゼッケンはうまくつけられず、もたもたしているうちに捜索部隊がすぐそこまで迫ってきた。
というところで目が覚めた。
夢か。
よかったー!
こわかった。
でも、これが夢ではなく、この瞬間にも、命を狙われ、奪われ、逃げ惑う人たちが現実にいるんだ。
そういう世界に私は生きているんだ。