2020年9月9日水曜日

突起のついたプラスチック片

simカードほどの大きさの、白いプラスチック片。
これが本当に、新宿までの切符なのだろうか?
ホームに入ってきた電車に飛び乗る。
この電車で本当によいのだろうか。
路線図を見ると、どうも、新宿とは逆方向に向かっているように思える。
一度直線的に逆方向へ進み、沿岸をぐるっと周って戻るルート。
本当にこんな遠回りのルートしかないのか?

この場所への出張はこれで2回目。いや、もっと何度も来ているのだったっけ。戻る途中に大きな県を通過する。そこで働く同僚に声をかけて、飯でも食いに行けばよかった。
いつもそうだ。一声かける、それだけのマメさが足りない。
ワカちゃんが途中の駅まで迎えに来てくれるかもしれないから、新宿まで行かずに電車を降りようか。

画鋲のような突起をつまんで、切符らしきプラスチック片を隣の人に見せる。
「これ切符ですよね?」
「ああ、そうだけどこれ、名前と証明写真入力してないね」
言われてみればプラスチック片には、写真を張り付けるようなくぼみと、文字を彫り込めるほどのスペースが。この切符は無効になってしまうのだろうか。発行しなおしならまだいいが、クレジットで決済してしまったはずだから、無効分をキャンセルできずに再購入となるとかなり痛い。

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