朝目覚めると友達宅だった。
昨日飲んでそのまま泊まってしまったのだ。
今から家に戻って仕度することを考え、一時限目はサボることにした。
木戸(友人宅は長屋のようだ)をくぐると、坂道を自転車が鈴をならしながら横切っていった。
木々の向こうに青空が少しだけ見えた。青空の底には白い葱坊主。
誰かが、あそこでこの前エネゴルのライブを見たと話していて、私もその時のことを思い出した。
私もそのライブ行ったわ、どこかの学校が主催してるフェスだっけ。
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一旦家にかえる前に部室に寄った。
部室は何かのイベント会場になっていて、再入場可能だというので、2000円払って中に入った。映画を上映している。輪郭のずいぶんぼんやりした映画だった。
ドリンクを飲みながら映像を眺めた。
一時限目をサボることにしたけど、自分の仕事に、一時限目なんて存在しないことを、うすうす気づき始めたところで目が覚めた。
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夢の中に出てきた、過去のエネゴルライブの記憶なんだけど、少し前に、エネゴルライブに行く夢をみていて、その時のことを別の夢の中で思い出した形だった。
現実でもエネゴルライブはいっぱい行っているのに、端的に、夢に出てきたライブのことを、別の夢の中で回顧していた。
夢の中の自分と、現実の自分が、別々の時間軸で存在しているこの感じ。