教室。
大掃除。
はこの中のぐちゃぐちゃな書類を片付ける。
コモリヤさんが尋ねる。
「ねえコレ、ノームさんのメロン注目伝票なんだけど、どうすればいいの?」
私は、電話で直接おじさんに確認したら捨ててる、と話した。(私のおじさんはメロン農家なので)
コモリヤさんは
「わかった、じゃそうする」
と言った。
私は、教室内でさっきから感じていた違和感の正体にやっと気づいて声を上げた。
「今どきの教室って先生用の机無いの!?」
「そうなのよ」
と相づちを打ったのはコヤナギ先生だった。さっきまでコモリヤさんだったはずの彼女は、いつの間にかコヤナギ先生になっていた。
彼女は言った。
「ほんと、私あの机憧れてたのに~」
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