ロシア語学科の研究室は中央棟の8階に集められている。
その中でも角部屋となるジダーノフ教授の研究室、通称ジダ研に、私は住んでいた。
ある時ドアを開けると内廊下の端にある小窓のところでyoheyOKAMOTOがタバコを吸っていた。同じ階に住んでいて、毎夜開かれるパーティーから抜けてきたらしい。
散歩から帰ると、パーティー会場が私の部屋に移動していて、壁一面をスクリーンにして、VJがなにかしら映している。アットホームな人数のパーティーで、今のところショーケンの隠し子を名のるおじさんが輪の中心らしい。yoheyOKAMOTOは髪の長い女の人とイチャイチャしていて、眼のやり場に困った。
しばらくすると、何かのオーディションが始まった。つぶやきしろうが髪をはらいながら座る時のモノマネをする芸人が部屋に入ってきて、パーティーの面々に審査されていた。髪のはらいかたが確かに似ていた。
居づらくなってきたので部屋を出ると、中の騒ぎが物凄い騒音になっていることに驚いた。
同じ階に住んでる女の子二人抱えた、シャネル的なスーツの女の人が、本当に迷惑だと文句を言ってきた。
私は真顔でききながした。
翌日、彼女の死体が発見された。
彼女の、目を見開いたまま倒れた床に広がっていたのが、彼女の血だったのかワインだったのか、よくわからなかった。
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