2022年12月23日金曜日

そのシーンを覚えている理由

観光地。
レンガで統一された建物群に粉雪が降りかかる。
柔らかい灯がともる静かな街並み。

やっぱ、こういうレンガ造りの建物は、雪が降る所じゃないと雰囲気出ないよね。オーセンティックっていうか。

こころのなかでそう呟いて、宿に戻った。

翌日は朝からヨガのアクティビティがあって、マイ(お)ちゃんか誰かと参加することになっていたのだけれど着ていける衣類がなかったので施設内の売店に寄った。観光宿泊施設の売店だから、基本的にはご当地キャラなどの印刷されたネタっぽい衣類しか置いていないだろうが、この際文句は言っていられない。

しかし実際に店に入ってみると、高円寺あたりの古着屋みたいな雰囲気の一角があって、オーガニックな布や染めの衣類がごっそりラックにかかっている。端から物色していくと、見覚えのあるものが手に触れた。

オレンジ色のタンクトップ。生地の端がほつれ加工になっていて、不必要なひもが襟ぐりや脇下にだらしなくぶら下がっている。これ、私この服持ってなかったっけ?不思議に思って店員さんの方を見ると、

「それは昨日お客様からお売りいただいた品です」

とにこやかに説明してくれた。
え、私、昨日売ったんだっけ?
うろたえた私があたふたしていると、声をかけてくれた店員さんは察してくれたようで、前日の売値の500円を戻してくれれば買取をなかったことにしてくれるとのことだった。
一度売ったものに対してそんなことしてもらうなんて非常に恥ずかしかったが、甘んじて申し出を受けることにし、500円払ってオレンジのタンクトップを取り戻した。

オレンジのタンクトップには1400円の値札が付いていて、心の中で、妥当な値付けだなあと他人事ながら思ったのであった。

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朝起きたら両親から、故郷の朝は寒気が緩み重たい雪が降っているとの報告が、白銀世界の動画とともに届いていた。それからツイッターを開いてタイムラインを見ていて、東京にも雪が少し降ったらしいことを知った。
朝から雪の話題がたくさん出たから、長い夢の中で、雪が降ったシーンの断片だけ忘れずに残っていたのだろうか。東京の雪は、昼間の日陰には少し残っていたが、日が暮れる前には跡形もなく消えてしまった。

2022年12月17日土曜日

人物の登場をポイントにジャンルが転換する夢

同僚とご飯を食べることになった。
現地集合の予定だったが場所わからず、高級デパートの中をうろうろしていたら同僚の一人に出くわして、なんとかたどりつけた。

ゴージャスな店。
金色に輝くシャンデリアが、壁一面の鏡に反射して薄暗がりに消えていく。
カラオケができる店と聞いていたが、どうもそんな雰囲気ではなかった。

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なぜだかわからないが久々に出社した。
新入社員かもしくは派遣社員らしいおかっぱの女性を知り合いになる。
何オタクかはわからないが、とにかくオタクっぽい雰囲気で、会社では今まで見たことないタイプの人種。
親近感が湧きすぐに打ち解けて、そのまま夜ごはんに行くことになった。
上野かなにか、そっちの、あまり行ったことがない界隈。
オタク女子の友達も途中で合流する。こちらはやせていて背の高い、直線的な印象の女性。
すぐに連絡先教えてもらったけど名前がわからず、あとで確認することに。
私はなぜか、いつの間にかどこかのタイミングでタイツ脱いでて、高架下を歩く足が寒い。
数ブロック歩いたところで、正面から連れと話しながら歩いてきたシバサキさんとすれ違う。あ、と思って、向こうもこちらに気づいたような気がしたけれども、一瞬のことだったので声をかけることもできず、会釈したんだか、歩き方の癖が大きくて体が揺れただけなんだか判別のつかないような挨拶をしたかしてないかして通り過ぎた。
一緒にいた人はミュージシャンの誰かだっただろうか。
考えているうちにお目当ての焼肉屋についた。
地下のお店で、広いパテオで受付をする。
既視感。
ここ来た事あるかも。この界隈にくることはめったにないはずだが。
広い店内。席に通されても既視感がある。
食事スペースの奥、壁の向こうにプールのような広場のような空間が見ええいて、傾斜のついた客席に人々が座っている。
確か、奥のステージでライブが行われたりして、ご飯を食べながらでも、席を移動してがっちりでもライブが楽しめる仕組みになっていたはず。
肉を焼き始めるころにはライブが始まった。
そちらに気を取られていたら、いつの間にか男性二人連れと相席になっていた。
元newsの手越くんと、もうひとりもたぶんnewsの人だ。
同僚とその友達はnewsの二人と話が盛り上がっているようだ。
私は肉よりもライブが気になりすぎて、傾斜の席に移動することにした。
ライブはパンクスの数バンドの対バン。
1バンド終わってあたりを見回すと、手越君が彼女らしき女の子と仲良さそうに傾斜席に座ってライブをみていた。彼女は、菅野美穂系のガール系のかわいい子で、周りからのぶしつけな視線に辟易しているようだったが、その辟易してゆがむ口元は眉毛の感じがたまらなく魅力的な感じだった。

元の席に戻ると、同僚の友達が知らない男といちゃついていた。同僚は見当たらない。どこへ行ったのか。
私が隣で肉を食べ始めたら、男が席を外した。
席を外した途端、同僚の友達が私の腕をつかんで泣き出したので驚いた。
急にキスを迫られてどうすればいいかわからないとのことだった。
彼女を慰めていると、先ほどの男が戻ってきてその子に謝っていた。

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数年ぶりに、会社の人たちとの飲み会に参加することになった前日に見た夢。
それまでは会社関連の雰囲気の夢だったのに、シバサキさんにすれ違ったところから急に音楽関連の要素が増えだしたのが面白かった。