大雨が降っている。
みんな呆然と空を見上げている。
会社の屋上。
これは、私が転職しなかった未来なのか。
経営がますます思わしくなく、私たちの会社はビルの屋上に引っ越したのだった。
ざんざん振りの大雨に、私たちのPCは打ちに打たれていた。
浸水する屋上。
浸水する屋上。
もうだめだ。
いつでもどこにいても、PCさえあればがむしゃらに働いてなんとでもするが。
なにがなくてもPCさえあればなんとかなるが、もうだめだ。
沈みゆくPC。
PCが無ければ、データが無ければ、仕事ができない。
仕事が出来なければ、会社は終わりだ。本当の解散だ。
絶望。
喫煙所と化している非常階段に出ると、野外ステージが見えた。
1983が演奏していた。
アフリカン・グラフィティ。
絶望した私たちは言葉もなく1983の演奏に聞き入った。
久しぶりの1983。
帰ってきたんだ。涙があふれる。
会社は終わったけど、1983が帰ってきた。
ピアノを弾いているのは、あれはヨコヤマくん。
学生の頃ずっと片思いしていたヨコヤマくん。すてきな大人になってまあ。
谷ぴょんも出てきた。
松村さんもいる。
「おい、PCを確保できたぞ!」
誰かが叫んでいる。
マックハウスでクラウド作業ができるらしい。
嬉々として屋上に戻る社員たち。
私はふと、自分がマスクをしていないことに気付いてドキッとなった。
あたりを見回す。
みんなマスクをしている。まずい。
口元を袖で隠す。
屋上では再び1983が演奏を始めた。
会社再始動のお祝いだ。
ところがビルオーナーだか株主だかのドイツ人たちが出てきて演奏をやめろとまくしたてた。
キレそうになったが、そのドイツ人たちがエラそうに話すのをよく聞いてみたら、バンドをメジャーデビューさせたいとのことだった。
なんと!
あれよあれよとバンド、メジャーデビューの運びとなった。
デビューにあたってミュージシャンのイメージ映像をとることとなった。
曲を演奏しているところを撮影するのだが、カメラマンが「動きが映えない」と文句をいって何度も撮りなおしに。
曲を演奏しているところを撮影するのだが、カメラマンが「動きが映えない」と文句をいって何度も撮りなおしに。
なぜかメンバーに武田真治が加わっていてサックスを吹いている。
サックスはさておき、吹きながらの流し目が凄い。
圧巻の映えパフォーマンス。
これはちょっと1983メンバーにはできないのでは…と心配になってきたところに、松村さんが白馬にまたがる王子様姿で登場した。
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梅雨らしい夢。
先日みちばたで知り合ったアルジェリア人の男の子といろいろ話したのでアフリカン・グラフィティが夢に出たか。
アルジェリアをウィキっていたらカスバって単語が出てきたっけ、と思い出し、起きてからアフリカン・グラフィティを聞いてみたけれど、そこにはカスバは出てこなかった。(カスバが出てくるのはジョンルウだった。)