2021年6月29日火曜日

沈む会社、復活の音楽

大雨が降っている。
みんな呆然と空を見上げている。
会社の屋上。

以前勤めていた会社の屋上。
これは、私が転職しなかった未来なのか。

経営がますます思わしくなく、私たちの会社はビルの屋上に引っ越したのだった。
ざんざん振りの大雨に、私たちのPCは打ちに打たれていた。
浸水する屋上。

もうだめだ。
いつでもどこにいても、PCさえあればがむしゃらに働いてなんとでもするが。
なにがなくてもPCさえあればなんとかなるが、もうだめだ。
沈みゆくPC。
PCが無ければ、データが無ければ、仕事ができない。
仕事が出来なければ、会社は終わりだ。本当の解散だ。
絶望。

喫煙所と化している非常階段に出ると、野外ステージが見えた。
1983が演奏していた。
アフリカン・グラフィティ。
絶望した私たちは言葉もなく1983の演奏に聞き入った。
久しぶりの1983。
帰ってきたんだ。涙があふれる。
会社は終わったけど、1983が帰ってきた。

ピアノを弾いているのは、あれはヨコヤマくん。
学生の頃ずっと片思いしていたヨコヤマくん。すてきな大人になってまあ。
谷ぴょんも出てきた。
松村さんもいる。

「おい、PCを確保できたぞ!」
誰かが叫んでいる。
マックハウスでクラウド作業ができるらしい。
嬉々として屋上に戻る社員たち。

私はふと、自分がマスクをしていないことに気付いてドキッとなった。
あたりを見回す。
みんなマスクをしている。まずい。
口元を袖で隠す。

屋上では再び1983が演奏を始めた。
会社再始動のお祝いだ。
ところがビルオーナーだか株主だかのドイツ人たちが出てきて演奏をやめろとまくしたてた。
キレそうになったが、そのドイツ人たちがエラそうに話すのをよく聞いてみたら、バンドをメジャーデビューさせたいとのことだった。
なんと!

あれよあれよとバンド、メジャーデビューの運びとなった。
デビューにあたってミュージシャンのイメージ映像をとることとなった。
曲を演奏しているところを撮影するのだが、カメラマンが「動きが映えない」と文句をいって何度も撮りなおしに。
なぜかメンバーに武田真治が加わっていてサックスを吹いている。
サックスはさておき、吹きながらの流し目が凄い。
圧巻の映えパフォーマンス。
これはちょっと1983メンバーにはできないのでは…と心配になってきたところに、松村さんが白馬にまたがる王子様姿で登場した。

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梅雨らしい夢。
先日みちばたで知り合ったアルジェリア人の男の子といろいろ話したのでアフリカン・グラフィティが夢に出たか。
アルジェリアをウィキっていたらカスバって単語が出てきたっけ、と思い出し、起きてからアフリカン・グラフィティを聞いてみたけれど、そこにはカスバは出てこなかった。(カスバが出てくるのはジョンルウだった。)

2021年6月24日木曜日

海辺の一軒家と怪魚

引っ越しを検討している。

一つ目の候補はすぐ近くの古民家一軒家。
玄関を入ると中でロックフェスをやっている。なかなか良い感じではないか。
ここに決めようかな。
担当さんに明日からここに住む旨伝えて荷物を取りに元の家に戻ったら、もう一軒念のため見ないかと誰かに言われていざなわれた。

船で1時間行ったところの一軒家
どうやらこちらはアメリカらしい。
海辺の一軒家。
中に入るとロックフェスをやっている。
見晴らしもよく、最高すぎて少し怖くなる。

浜の右に「漁腹」とかかれた旗がたっている。
リョウバラ?ってなに?

「もしかして、時期によってはここ相当魚臭いんじゃないですか?」
不動産業者に質問しても、「そんなことない」との営業スマイル。

浜に降りてみた。
臭くはないか…。

と、突然海の中から頭のもげた怪魚が出てきた。クジラの5倍ぐらいのでかさ。
ずるずると腹ばいでこちらに向かってくる。
もの凄い速さだ。
慌てて逃げる。
あのもげた頭の空洞に吸い込まれたらおしまいな気がする。

怪魚が入り込めないような岩場に逃げ込むと、岩壁に「怪魚に襲われた場合」というイラストつきの案内板がたっていた。

「怪魚に襲われた場合は、岩場に隠れてじっとしていましょう」

この案内、ここにあっても駄目じゃね?

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なんとか怪魚をやり過ごし家に戻ると、ロックフェスのステージに日の焼けた髭のおっさんがたっている。
となりに従妹のユウちゃんがたっている。
なぜあんな所に?

「あれ、あのユウちゃんのとなりにいるの、スグルだよ」

スグル?ユウちゃんの弟の?
あんなおっさんが?
いやでも、冷静に考えればスグルもおっさんと言っていい年齢ではある。
そういわれてみれば、輪郭こそすっかりぼってりしているけれど、顔の中のパーツは確かにスグルっぽい気がしてくる。
スグルはフォークシンガーらしく、バラードを力強く歌いあげていた。

心は決まった。
もう荷物を取りに帰ることもせず、そのまま海辺の家に住み始めた。
日本の古民家の方には、誰かが連絡してくれているはずである。
数日たって、家賃の話を全然していなかったことの気づいた。
古民家のほうは確か月4万と言っていたが。
海辺の家、月700ドルとか言われたらどうしよう。やっぱりしらなぷりして古民家にもどろうか…。

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最近、不動産について考える機会があったのでそれが夢に出た。
スグルは、たぶん彼の妹家族が全員コロナに感染して大変らしいという話を昨日聞いたのでそれがでた。
なかでロックフェスやってることが住宅選びの決め手になっているっていうね。