仕事の帰り、たまに寄るたおばんざい屋さん。随分寄っていなかったのだけど、ふと気になって覗いてみた。
カウンターだけの小さなお店。
白木造りの小綺麗な壁やテーブル。
少し気むずかしいけれども、面倒見のよい大将。
「お、らっしゃい、久しぶり」
背中を向けていた先客が同時に振り替えってこちらをみる。
手前は、知り合いの男、奥はトリプルファイヤーの鳥居さんだった。二人は知り合いらしく、一緒に飲んでいたようだ。
私は知り合いの男に軽く頭を下げた。向こうも「おう」と応じる。
「いや、ちょっと覗いただけだったんだけど、これはもう、ここでご飯食べていく流れかな?」
私は、なぜだか言い訳がましくそんなことを呟きながらそこに座って、今日のネタを見せてもらった。料理前のネタが白木のまな板の上に並んでいる。肉が食べたかったけれど、無かったので、真鱈のハラスを料理してもらうことにした。
先客の二人は、なにか哲学に関する話をしていた。知り合いの男の方が、持論をさらさらと語っている。
私は鳥居さんの見解が聞いてみたくて、鳥居さんに話を振った。
鳥居さんは非常に分かりやすく要点を述べていて、口から出る単語が、銀色の金平糖みたいにキラキラ光ながら空気中に昇っていった。
それを見ながら綺麗な考え方だなと思った。
揚げられた白いはらすがめちゃくちゃにおいしい。
なんだこれどんだけうまいんだ。
夢中になっているうちに、鳥居さんと知人の男はいなくなっていた。
代わりに、私のマユミと、私の同僚のヤマザキさんが連れだってやって来た。
ヤマザキさんは、ホチキスの扱いに関する持論を話していて、なるほど…と聞いていたのだけれど、途中で、あれ、これ私、怒られている?と気づいた。
それが表情にでたのか、ヤマザキさんが、「いや、それが悪いってわけじゃないのよ。ただ私は…て思うって話ね」とフォローしてくれた。私は無言でうなずいた。
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鳥居さんとか白木造りは、今朝神社に行ったので、それが夢に影響したのだな。あと仕事の不安が出たのかな。マユミは最近会ったので。
知人の男は、ゆめのなかでは知り合いだったけど、起きてから思い返す限り、知らない人みたいだ。
2019年1月1日火曜日
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