行きたくて仕方ないというわけでもなかった。
けれども面子的に、仕事関係というよりは、同好会的な赴きがある。
会と言うほどまとまったグループというわけでもなくて、友達や知人同士、なんとなく流で集まったといった感じ。
私たちは山を登っていた。
山頂近くに山小屋があって、そこまで行くと麓に戻ってそこからまた登り始めるというループ。
何度目かに登ったとき、母が山小屋の冷蔵庫を開けたら、中でナガトモさんが眠っていた。辺りには他に誰もいなかったので、母はナガトモさんを起こしてあげた。
また別のループが始まって、母はまた冷蔵庫で眠るナガトモさんを見つけた。
見つけたが母は彼を起こすのをためらった。繰り返される秘密の関係に罪の意識を感じていたからだった。
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これはたぶ昨日見たアンナ・カレーニナの影響。